書名 |
腰痛 (第2版) |
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筆頭著者 |
菊地臣一・編著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01915-6 |
発行年 |
2014年2月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 416頁 |
分類 |
臨床医学系/整形外科学 |
価格 |
定価9,460円(本体8,600円 税10%) |

初版刊行から10年、腰痛の研究・診療は大きな変化を遂げた。編著者の腰痛研究の集大成であった本書も、それに対応し大幅な改訂となったが、「腰痛を知るのでなく、腰痛をどう考えるか」というconceptは不変。カラー写真を多数収載した病態の基礎解剖から治療選択の実際までの豊富な実例はさらに充実。慢性腰痛に対する新たな視点-「解剖学的損傷」から「生物・心理・社会的疼痛症候群」へ、という新たな潮流を解説する。

はじめに
I 腰痛-その不思議なるもの
II 腰痛診療を巡る環境の変化
今なぜ腰痛が問題か
腰痛の病態に対する概念の変化
腰痛診療に対する認識の変化
III 腰痛の病態
腰痛の病態に対する新たな視点
形態学からみた病態
機能からみた病態
臨床研究からみた病態
IV 診療に際しての留意点
V 腰痛の病態把握-診察のポイント
VI 診察の進め方-病態把握の手順
VII 画像による病態診断
VIII 臨床検査
IX 誤診例と治療難航例からみた診療のポイント
リエゾン診療からの提言
治癒しえない腰・下肢痛-考えられる原因
誤診への対策
望まれる集学的アプローチの構築
まとめ
X 腰痛の治療
新しい概念の登場
疫学と自然経過
治療にあたっての留意点,副作用(合併症)とその対策
手術時のトラブルとその対策
新しい概念に基づいた治療体系
成人の腰痛に対する保存療法
薬物療法
理学療法
運動療法
腰痛に対する手術療法
固定術の適応と問題
主要な疾患に対する治療の実際-留意点
XI 腰痛を考える-私の疑問
おわりに
索引