総論で小児・発達障害に対する理学療法・作業療法に必要な知識を概説．各論で日頃直面しやすい小児発達障害の症状，徴候を取り上げ，実際のケースでの治療を提示．

総 論
1 人はどのように発達するのか
2 人はどのようにして歩行を獲得するのか
3 器用さとは何か─視覚機能と手の機能の発達から考える─
4 食べることは生きるための基本です
5 コミュニケーションは社会で生きる基本です
6 感覚統合について知ろう
7 認知の発達を知ろう
8 セルフケアの発達，遊びの発達
9 障害の病理を知ろう
10 痙性の整形外科的な治療
11 障害のある子どもを育てるのに必要なサービス・支援とは？
各 論
1 NICU
2 脳性麻痺の理学療法〜運動発達を引き上げるこころみ〜
3 脳性麻痺の理学療法〜学童期の理学療法〜
4 脳性麻痺の作業療法
5 Duchenne型筋ジストロフィーの理学療法
6 デュシェンヌ型筋ジストロフィーの作業療法
7 二分脊椎の理学療法
8 二分脊椎の作業療法
9 重症心身障害児者
10 ダウン症候群の理学療法
11 知的障害の作業療法
12 発達障害の作業療法
13 発達障害と姿勢の安定（発達障害の理学療法）
14-1 視覚障害児の作業療法
14-2 視覚・聴覚障害
15 子どもの虐待の作業療法
16 小児整形外科疾患の理学療法
17 小児スポーツ外傷・障害
18 徒手療法
19-1 中枢性疾患へのアプローチいろいろ ボバースコンセプトに基づくセラピー
19-2 中枢性疾患へのアプローチいろいろ─ボイタ法について─
20 小児の訪問リハビリテーション
21 特別支援教育
索引