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書名

免疫測定法 ―基礎から先端まで

筆頭著者

生物化学的測定研究会・編

出版社名

講談社

ISBNコード

ISBN978-4-06-154385-0

発行年

2014年12月

判型 / 頁数

B5判 / 335頁

分類

医療技術/臨床検査

価格

定価8,580円(本体7,800円 税10%)

内容

免疫測定法の理論と技術を身につけ、役立つプロトコールとハイテク免疫測定法でスキルアップ。自作抗体でオリジナル研究のエキスパートを目指す。食品安全性確保、環境保全分野での活用にも力を入れた書。

目次

第Ⅰ編 免疫測定法の基礎

1. 測定原理と分類
1.1 はじめに
1.2 測定対象による分類
1.3 反応スケールと場による分類
1.4 測定原理による分類

2. 免疫測定法の化学
2.1 抗体の構造と機能
2.2 抗原抗体反応の物理化学
2.3 その他のアフィニティー結合

3. 「試薬」の調製
3.2 高分子抗原に対する抗体の調製
3.3 低分子抗原に対する抗体の調製
3.4 抗原・抗体の標識

4. 免疫測定法の検出系
4.1 免疫測定法における比色検出と蛍光検出
4.2 免疫測定法における発光検出
4.3 蛍光・発光標識とその検出
4.4 金コロイド標識とその検出
4.5 DNA標識とその検出

5. 免疫測定法の分析能評価
5.1 はじめに
5.2 分析法バリデーション指針と分析能パラメーター
5.3 免疫測定法の開発手順と評価の実際
5.4 分析能パラメーターの評価方法

第Ⅱ編 新時代の免疫測定法

6. 抗体工学とその応用
6.1 ファージディスプレイ法
6.2 無細胞系を用いた抗体合成と抗体選択
6.3 抗体の試験管内親和性成熟
6.4 タンパク質工学による抗原・抗体の標識
6.5 蛍光標識抗体断片の消光解消法(Q─body)

7. 新しい反応系に基づく免疫測定法
7.1 イムノクロマトグラフィー
7.2 フローシステムを用いる免疫センサー
7.3 マイクロチップを用いる免疫測定法
7.4 マイクロチップを用いる免疫測定法の臨床応用
7.5 表面プラズモンセンサー(SPR)を活用した免疫測定法

8. 臨床検査における免疫測定法
8.1 各種測定項目
8.2 自動化
8.3 精度管理
8.4 臨床検査における非特異反応

9. 食の安全に貢献する免疫測定法
9.1 腸管出血性大腸菌
9.2 狂牛病(プリオン)
9.3 アレルギー物質
9.4 農 薬
9.5 カビ毒

10. 環境保全に貢献する免疫測定法
10.1 内分泌撹乱物質
10.2 ダイオキシン類の免疫測定法
10.3 ポリ塩化ビフェニル(PCB)の免疫測定法
10.4 カドミウム

11. 乱用薬物の免疫測定法
11.1 はじめに
11.2 乱用薬物イムノアッセイの原理
11.3 乱用薬物イムノアッセイキットの実際
11.4 新たなシステムの紹介
11.5 乱用薬物イムノアッセイへの期待

付録 免疫測定法の標準化