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書名

歩行と走行の脳・神経科学 ―その基礎から臨床まで ≪ヒトの動きの神経科学シリーズ≫

筆頭著者

大築立志・他編著(東京大学名誉教授)

その他著者等

鈴木三央/柳原大/青井伸也/稲村一浩/荻原直道/久保田競/小宮山伴与志/瀬川昌也/花川隆/中澤公孝/永島智里/中陦克己/林 克樹/藤原素子/古澤正道/保苅吉秀/松山清治/森大志/山本朋子

出版社名

市村出版

ISBNコード

ISBN978-4-902109-31-3

発行年

2013年6月

判型 / 頁数

B5判 / 248頁

分類

臨床医学系/脳神経・神経内科学

価格

定価3,520円(本体3,200円 税10%)

内容

本書はヒトの生活の根本を支える移動運動をさまざまな観点から検討することを目的として編纂されたものである。1章、2章では、比較動物学的観点から動物の移動運動についての基本的な事柄を、3章から8章では主に歩行に関する神経生理学的メカニズムを、9章から15章では神経疾患による移動運動障害とその治療をまとめてある。さらに16章と17章には、日常生活のQOLをあげる手段としての移動運動の重要性を解説してある。

目次

1章 歩行・走行研究の視点:動物と人間の移動運動 2章 歩行・走行と脳幹・脊髄 3章 歩行・走行と脊髄反射 4章 歩行・走行と大脳基底核 5章 歩行の制御における小脳機能 6章 歩行・走行と大脳皮質 7章 ヒトの足部筋骨格構造の進化と直立二足歩行の制御 8章 歩行制御のシステム論的理解 9章 歩行のニューロリハビリテーション 10章 脳卒中後遺症者の歩行機能へのボバースアプローチ:回復期リハビリテーション病棟の症例を通して 11章 脳卒中後遺症患者の歩行障害とその治療:慢性期を中心として 12章 パーキンソン病患者の歩行障害とその治療 13章 小児の歩行機構異常 14章 脳性麻痺児の歩行障害とその治療 15章 脊髄損傷者の歩行 16章 うまく歩く・じょうずに走る 17章 歩行・走行が脳(機能、形態と物質)に与える効果