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書名

透析患者の検査値の読み方 第4版

筆頭著者

深川雅史・監

出版社名

日本メディカルセンター

ISBNコード

ISBN978-4-88875-310-4

発行年

2018年12月

判型 / 頁数

B5判 / 430頁

分類

臨床医学系/腎臓・透析

価格

定価6,160円(本体5,600円 税10%)

内容

外来維持透析患者は,最も頻繁にルーチン検査がなされる集団のひとつである.その検査結果を有効に使うためには,1回の値で判断するのではなく,継時的な変化のトレンドを認識することが重要である.一方,特殊検査の多くは,新しい検査ほど透析患者で測定された症例数が少なく,基準値が示されていないことも多く,代謝動態の変化などを考慮した判断を求められる.
近年は,web によって新しい情報はすぐに入手できる時代になった.しかし,その情報の根拠と質を判断するのは,きわめてむずかしい.このことも考慮し,今回の改訂で最も変わったのは,従来の網羅義をやめ,有用性のある項目を選び,なるべく根拠のある数字を示せるようにしたことである.

目次

第1章 総 論
1.検査を意義あるものとするために
2.検査の基準値はどのように決まるか?
3.採血のポイント、検体の処理
4.透析患者のルーチン検査とその活用
5.特殊検査の選択と結果の解釈
第2章 透析患者の検査の進め方
1.透析の質に関する検査の進め方
2.貧血に関する検査の進め方
3.骨・ミネラル代謝に関する検査の進め方
4.血糖,脂質代謝に関する検査の進め方
5.心血管系に関する検査の進め方
6.体液量の評価に関する検査の進め方
7.栄養状態に関する検査の進め方
8.バスキュラーアクセスに関する検査の進め方
9.感染症に関する検査の進め方
10.腹膜透析に関する検査の進め方
11.腎移植前に必要な検査の進め方
第3章 血液・凝固線溶系
第4章 血液生化学(電解質,肝機能等)
第5章 血液生化学(代謝,内分泌)
第6章 免疫血清
第7章 画像診断・腫瘍マーカー・感染症,その他