書名 |
〔DVD付〕チーム医療のための ESDマニュアル |
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筆頭著者 |
近畿内視鏡治療研究会・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-307-10161-5 |
発行年 |
2013年10月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 272頁 |
分類 |
臨床医学系/消化器内科 |
価格 |
定価5,940円(本体5,400円 税10%) |

ESD治療に携わる医師、技師、看護師のためのチーム医療マニュアル。基礎から実践まで知っておくべき知識、身につけるべき技術を詳細解説。付録DVDには神戸大学・豊永高史准教授をはじめ、エキスパート6名によるESDライブを約5時間収載。編者の近畿内視鏡治療研究会は創立10周年を迎え、創立時から消化器内視鏡治療技術の研鑽に熱心に取り組み、多くの名内視鏡医を擁するに至った。内視鏡治療の次の時代へ向けた、集大成の1冊。

I章 総論
セクション1 消化管早期癌に対する内視鏡治療の背景と歴史
1-1 内視鏡治療の歴史
1-2 近年の内視鏡治療
セクション2 内視鏡的治療の適応
2-1 食道表在癌
2-2 早期胃癌
2-3 大腸腫瘍(早期大腸癌および大腸腺腫)
セクション3 術前内視鏡診断
3-1 画像強調内視鏡
3-2 食道表在癌
3-3 早期胃癌
3-4 大腸癌
セクション4 インフォ-ムド・コンセントと倫理的配慮
4-1 インフォ-ムド・コンセント
4-2 倫理的配慮
セクション5 チ-ム医療としてのESD―スタッフの配置と役割―
5-1 術前オリエンテ-ションにおけるコ・メディカルの関わり
5-2 臨床工学技士による高周波手術装置の出力調節
5-3 処置の介助
セクション6 トレ-ニングシステム―ESDの安全確実な普及を目指して―
6-1 ESDを始めるにあたって─チ-ム作りの必要性─
6-2 近畿内視鏡治療研究会の立ち上げ
6-3 ライブデモンストレ-ションセミナ-への参加
6-4 ESDハンズオンセミナ-への参加
6-5 神戸消化器内視鏡機器開発・教育センタ-の設立
6-6 今後の課題
II章 各論
セクション1 内視鏡システムの原理と構成―ビデオスコ-プの種類と選択のポイント―
1-1 臓器別の使い分け
1-2 マルチベンディングスコ-プ(Mスコ-プ)
1-3 前方送水装置
セクション2 各使用デバイスの用途と特徴
2-1 Needle Knife
2-2 IT Knife・IT Knife 2
2-3 Flush Knife・Flush Knife BT
2-4 Hook Knife
2-5 Flex Knife・Dual Knife
2-6 Triangle-tip Knife(三角ナイフ)
2-7 B Knife(バイポ-ラ針状ナイフ)
2-8 Mucosectome
2-9 その他のデバイス
2-10 アタッチメント
セクション3 高周波発生装置の原理と設定
3-1 原理
3-2 高周波デバイスと切除部位に最適な出力構築のノウハウ
3-3 ERBE社製:ICCとVIOの特徴と違い
3-4 オリンパス社製:ESG-100
3-5 オリンパス社製:PSD-60
セクション4 ESDに必要な解剖学
4-1 消化管の一般的な構造
4-2 食道
4-3 胃
4-4 大腸
セクション5 ESDの実際
5-1 入院前
5-2 病棟におけるESD患者の準備(治療前日)
5-3 内視鏡室における物品の準備と前処置
5-4 治療中のモニタリング
5-5 ESDの手技
5-6 偶発症対策
5-7 ESD終了(デ-タベ-ス作成・入力と解析)
5-8 切除標本の取り扱い
5-9 病棟申し送り
5-10 術後管理
5-11 退院