書名 |
薬用植物学 (改訂第7版) |
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筆頭著者 |
水野瑞夫・監 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-524-40307-3 |
発行年 |
2013年9月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 352頁 |
分類 |
薬学/基礎系薬学/生物系薬学 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |

ロングセラーの薬用植物学の定番教科書.薬学部学生の教科書としてだけでなく,薬用植物学を学ぶ人のための参考書にも最適.総論・各論の2部構成で,総論は植物の構造と分類を中心とした幅広い話題を網羅,各論は世界各地で用いられる薬用植物を多数紹介.今改訂では新しい情報を盛り込んだほか,各論ではフルカラーの植物写真を多数掲載し,より学びやすい紙面となった.

【主要目次】
総論
I.概説
1 薬用植物とは
2 薬用植物の資源
3 薬用植物の成分
II.植物の形態
1 植物細胞の基本的な構造
2 組織と組織細胞の形態
3 組織系
4 表皮系
5 維管束系
6 基本組織系
7 中心柱
8 高等植物の器官
9 苗条と芽
10 茎
11 葉
12 根
13 花
14 果実
15 種子
III.薬用植物の生産と利用
1 生薬の生産・加工
2 栽培・育種
IV.薬用植物と“いわゆる健康食品”に関わる法令
1 いわゆる食薬区分
2 新しい食品の概念
3 食品の安全対策
4 薬物乱用防止
5 法規制を受けない身近な有毒植物
6 国際取引
V.薬用植物に関連する健康被害・相互作用
1 違法ドラッグ,脱法ハーブや医薬品成分を含有する“いわゆる健康食品”による被害
2 通常とは異なる摂取による被害
3 薬物代謝酵素への影響
4 食品・ハーブ類と医薬品との相互作用
5 腸内環境と吸収への影響
6 同名異物の誤用による被害
7 近年多発した植物性食中毒による被害
VI.薬用植物のバイオテクノロジー
1 植物バイオテクノロジー
2 DNA分析の応用
VII.植物の分類
1 植物の学名,命名法
2 種の概念
3 植物の分類体系
各論
1.藍藻植物門
2.真菌門
A.接合菌亜門
B.子のう菌亜門
C.担子菌亜門
3.緑藻植物門
4.褐藻植物門
5.紅藻植物門
6.シダ植物門
A.無舌綱
B.有舌綱
C.有節植物綱
D.シダ綱
7.裸子植物門
A.ソテツ綱
B.イチョウ綱
C.球果植物綱(マツ綱)
D.マオウ綱
8.被子植物門
A.双子葉植物綱
B.単子葉植物綱
付表
付表1 第16改正日本薬局方医薬品各条に収載される植物由来医薬品(抜粋)
付表2 専ら医薬品として使用される成分本質と医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質(抜粋)
付表3 法令により規制される植物
付表4 医薬品等の個人輸入について
参考文献
索引