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書名

熱傷治療マニュアル (2版)

筆頭著者

田中 裕・編著

その他著者等

樋口良平/岡本 健/大須賀章倫/James A. Lederer/小倉裕司/須賀 康/松葉祥一/青木克憲/織田 順/鈴木幸一郎/堀田敏弘/相馬一亥/奈良 理/浅井康文/武山直志/遠藤重厚/上山昌史/井上貴昭/猪口貞樹/海田賢彦/山口芳裕/黒川 顕/久志本成樹/三島史朗/池側 均/北澤康秀/大島 拓/織田成人/小泉健雄/原 義明/鳴海篤志/坂本博子/高橋国宏/田崎 修/池田弘人/田熊清継/佐々木淳一/杉木大輔/池上敬一/小野一郎/横尾和久/齋藤大蔵/春成伸之/松田宏樹/中森 靖/渡辺克益/鈴木茂彦/河合勝也/松崎恭一/熊谷憲夫/田中秀治/島崎修次/明石優美/岡野友貴/今野絵美/川上重彦/岸邊美幸/吉田哲憲/百束比古/中西秀樹/仲沢弘明/菅又 章/市川光太郎/今泉敏史/西村剛三/根本 充/内沼栄樹/松村 一/田中克己/浅井真太郎/副島一孝/迎 伸彦/柳川洋一/田中 裕/四ッ柳高敏/唐澤久美子/中山文明/立崎英夫/鎌田 正/嶋津岳士/角 由佳/池内尚司/濱田 宏/渡邊淑子/林 康子/長岡正範/小早川義貴/小井土雄一

出版社名

中外医学社

ISBNコード

ISBN978-4-498-06659-5

発行年

2013年7月

判型 / 頁数

B5判 / 476頁

分類

臨床医学系/救急医学

価格

定価17,600円(本体16,000円 税10%)

内容

熱傷治療に必要な実践的なスキルとノウハウを網羅した熱傷治療のスタンダード・マニュアル.「熱傷診療ガイドライン(2009年)と初版以降の最新の知見を反映した最新版

目次

目次

1.熱傷の統計 (樋口良平)1
   A.東京都熱傷救急連絡協議会における熱傷データ…1
   B.東京都熱傷救急連絡協議会のしくみ…1
   C.年度別推移…2
   D.搬送手段…2
   E.受傷原因別分類と症例数,死亡率…2
   F.年齢の分布と死亡率…3
   G.熱傷重症度と死亡率…4
    1.熱傷受傷面積(%TBSA)…4
    2.熱傷指数(BI)…4
    3.熱傷予後指数(PBI)…4
   H.受傷原因と年齢…5
   I.気道熱傷…6

2.診断,重症度の判定,治療施設の選定 (岡本 健)8
   A.代表的な診断基準…8
    1.Burn Index(BI)…8
    2.Prognostic Burn Index(PBI)…9
    3.Abbreviated Burn Severity Index(ABSI)…9
    4.Belgian Outcome in Burn Injury(BOBI)…10
   B.臨床的な状態からみた重症度の判別について…10
    1.初期評価…10
    2.治療施設の選定基準…11
    3.熱傷面積推定法…11
    4.熱傷深度推定法…12
   C.気道熱傷の診断法と重症度判定…13
    1.気道熱傷の分類…13
    2.気道熱傷の診断と重症度…14

3.病態 16
[1]熱傷と全身炎症反応…(大須賀章倫,James A. Lederer,小倉裕司)16
   A.総論…16
   B.重症熱傷と自然免疫…17
   C.重症熱傷と獲得免疫…20
   D.まとめと今後の展望…20
[2]熱の生体に及ぼす影響,局所反応…(須賀 康,松葉祥一)23
   A.熱傷害が生体に及ぼす影響…23
   B.直接反応…23
   C.間接反応…24
   D.熱傷害による局所反応…26
    1.I度熱傷…27
    2.II度熱傷…27
    3.III度熱傷…28
   E.局所の熱傷害に応じた治療…28
[3]体液変動…(青木克憲)30
   A.熱傷創からの体液喪失…30
   B.神経内分泌反応による体液再分布…30
   C.熱傷創の体液分布…31
   D.非熱傷部の浮腫…31
    1.毛細血管の濾過定数(Kf)…32
    2.毛細血管静水圧(Pc)…32
    3.間質の静水圧(Pif)…32
    4.反射係数(σ)…32
    5.血漿の膠質浸透圧(πp)…33
    6.間質の膠質浸透圧(πif)…33
   E.細胞内溢水…33
   F.Abdominal compartment syndrome…33
   G.対策…34
    1.前負荷の調節…34
    2.コロイド投与…34
    3.血管透過性の制御…34
    4.心機能低下対策…35
    5.Tissue dysoxia対策…35
[4]Abdominal compartment syndrome(ACS)…(織田 順)36
[5]循環動態…(鈴木幸一郎,堀田敏弘)41
[6]呼吸器系…(相馬一亥)49
[7]消化器系…(奈良 理,浅井康文)57
[8]内分泌代謝…(武山直志)60
[9]免疫とサイトカイン…(遠藤重厚)66
[10]血液凝固・線溶系…(上山昌史)71

4.広範囲熱傷の治療 78

5.気道熱傷の治療 (高橋国宏,田崎 修)162

6.熱傷の栄養対策 (池田弘人)167

7.重症熱傷患者救命のための感染症対策・治療 (田熊清継)177

8.重症熱傷患者における真菌感染症の診断と治療 (佐々木淳一)187

9.疼痛対策 (杉木大輔,池上敬一)201

10.局所療法 207

11.小児熱傷 322

12.高齢者熱傷 (今泉敏史,西村剛三)339

13.特殊部位の熱傷 348

14.低温熱傷 (副島一孝)376

15.化学熱傷 (迎 伸彦)381

16.電撃症と雷撃症 (柳川洋一,田中 裕)388

17.凍傷 (四ッ柳高敏)393

18.放射線による皮膚障害 (唐澤久美子,中山文明,立崎英夫,鎌田 正)404

19.壊死性筋膜炎 410

20.熱傷のクリニカルパス (池内尚司)427

21.熱傷患者の麻酔 (濱田 宏)433

22.熱傷看護 (渡邊淑子)438

23.熱傷後のリハビリテーション (林 康子,長岡正範)450

24.多数熱傷患者を伴う災害への対応 (小早川義貴,小井土雄一)462

索引…469