書名 |
ひとりでこなす 外科系外来処置ガイド |
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筆頭著者 |
北野正剛・監 |
その他著者等 |
編集:白石 憲男 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7583-0462-7 |
発行年 |
2013年4月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 360頁 |
分類 |
臨床医学系/外科一般 |
価格 |
定価8,800円(本体8,000円 税10%) |
日常で多々起きる小さな怪我や事故。専門外の患者が来ても困らないよう,外来で行う最低限の怪我の処置法・治療法を,豊富なカラーイラストと写真を用いて具体的に解説。また,処置後の具体的な処方例や,さらに,救急を要するときの最低限すべきこと,他科(専門医)へのコンサルトのタイミングなどもわかりやすく解説。当直のときや,たまたま自分しか診療する人がいないときに,外科医だけでなく内科医,当直医,開業医にも役立つ一冊。
Ⅰ 外来で処置を必要とする疾患
1.頭部の処置
頭部軟部組織の外傷 増田 崇
軽微・軽度の頭部外傷(脳震盪) 和田伸介
2.眼科領域の処置
眼内異物(結膜, 角膜) 上田貴威
眼窩骨折 内田博喜
3.耳鼻咽喉科領域の処置
鼻出血 岩下幸雄
異物(鼻) 藤原省三
鼻骨骨折 平下禎二郎
異物(耳) 岩城堅太郎
耳介血腫 武内 裕
耳垂裂・裂創 原田勝久
魚骨の異物 岸原文明
4.口腔外科領域の処置
口腔・口唇の外傷 佐藤 博
口腔内潰瘍(アフタ性潰瘍) 平野誠太郎
唾液腺の炎症,唾石 富永昌幸
顎関節脱臼 江口英利57
5.頸部領域の処置
頸部リンパ節腫脹 河野洋平
6.胸部・呼吸器領域の処置
気道異物 中嶋健太郎
肋骨骨折 末松俊洋
急性乳腺炎 廣石和章
乳腺腫瘤 藤井及三,赤木智徳
7.消化器領域の処置
食道異物 野口琢矢
直腸異物 佐藤哲郎,中野眼一
裂肛 工藤哲治
痔核 宮崎信彦
直腸肛門周囲膿瘍・痔瘻 猪股雅史
8.泌尿器科領域の処置
急性尿閉 石尾哲也,平田裕二
嵌頓包茎 二宮繁生
9.整形外科領域の処置
頸椎捻挫 甲斐哲司
腰椎捻挫 白下英史
鎖骨骨折 鈴木浩輔
五十肩 草野 徹
突き指 小森陽子
足関節捻挫・靱帯損傷 竹内裕昭
肘内障 田原光一郎
指骨骨折 矢田一宏
10.軟部組織の処置
爪下血腫 菊池暢之
爪周囲炎・ひょうそ 遠藤裕一
陥入爪 平林康宏
犬猫咬傷 管 聡
虫刺傷(ハチ) 赤木智徳
マムシ咬傷 川野雄一郎
伏針 井上崇弘,籾井眞二
鉛筆の芯による刺傷 吉住文孝
指輪の除去 其田和也
ファスナー食い込み事故(陰茎・顎) 平塚孝宏
ガングリオン 川口孝二
11.皮膚の処置
小範囲の熱傷 船田幸宏
せつ(癤)とよう(癰) 柏木孝仁
面疔・蜂窩織炎 田島正晃
アテローム 梅田健二,足立英輔
魚の目(鶏眼),胼胝(たこ) 泉 公一
いぼ 杉田 諭
Ⅱ 外来で救急処置を必要とする外科的疾患
1.胸部疾患
気胸 甲斐成一郎
挿管を必要とする緊急疾患の対応 森本章生
2.腹部疾患
虫垂炎 安田一弘
ヘルニア(外ヘルニア嵌頓) 重光祐司
イレウス 佐々木 淳
マロリー・ワイス症候群(Mallory-Weiss syndrome) 野口 剛
食道静脈瘤からの出血 太田正之
胃十二指腸潰瘍(吐血) 衛藤 剛
消化管アニサキス症 白水章夫
下部消化管出血 石川浩一
消化管穿孔 森井雄治
胆石 赤木智徳
胆嚢炎・胆管炎 荒巻政憲
膵炎 松本敏文
鈍的腹部外傷 川野克則
下痢・感染性腸炎 板東登志雄
腹部血管系が原因の腹痛 柴田浩平
尿路結石症 小川 聡
産婦人科疾患による腹痛 森山初男
小児の腹痛 當寺ヶ盛 学
Ⅲ 処置時の除痛法
局所麻酔 久保宣博
指(趾)神経ブロック 木下忠彦