書名 |
脈診習得法(MAM) |
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筆頭著者 |
木戸正雄・編著((財)東洋医学研究所) |
その他著者等 |
光澤弘 武藤厚子 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-263-24289-6 |
発行年 |
2013年1月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 216頁 |
分類 |
医療技術/鍼灸療法 |
価格 |
定価4,620円(本体4,200円 税10%) |
●本書は著者が確立した脈診習得法の基本システムを解説し,だれでも短期間に正しい脈診習得ができるようその訓練法を紹介した.図表,写真を多数使用し,わかりやすく臨床例を示しながらまとめた一冊.
【脈診習得法(MAM)概説―本書の概要―】
はじめに
鍼灸臨床における脈診
六部定位比較脈診の利点
脈診結果の不一致の改善
脈診習得の条件
指の感覚を磨く方法
統一された脈診法を正しい方法で学ぶこと
ステップ・アップ方式の意義
ステップ・アップ方式による脈診習得法(MAM)
ステージA:脈診の基本姿勢
ステージB:脈診の実践練習
【ステージA:脈診の基本姿勢】
なぜ,これまで脈診の習得が困難であったのか?
ステージA:脈診の基本姿勢
ステージB:脈診の習得方法
【ステップ1:正しい脈診部への指の当て方】
脈診部位は「前腕の長さ」で決まる
脈診における「前腕の長さ」の諸説(1尺か?1尺1寸か?)
「尺」と「前腕の長さ」
脈診部位:「前腕の長さ」と「指幅」
高骨と関上の位置
脈診部位(寸・関・尺)に正しく指を置くために
正しい関上の位置を,高骨を目安にして取れるようにする
自分よりも小さな患者を診る際の工夫
脈診姿勢(肘関節屈曲位)でも肘関節伸展位での前腕前側長がわかる!?
「双管脈」の存在を知る
イメージ的アプローチ
技術的アプローチ
感覚的アプローチ
【ステップ2:指の圧の設定(軽按・中按・重按)】
脈診部位(寸・関・尺)の正しい深さを把握する
脈診部位の深さと硬さは指の屈伸・開閉で異なる
軽按・中按・重按
イメージ的アプローチ
技術的アプローチ
感覚的アプローチ
【ステップ3:祖脈診の1(浮・沈)】
祖脈について
再現性のある祖脈診をめざす
イメージ的アプローチと“浮・沈スケール”
脈診図による視覚的把握
浮・沈の深さの尺度―先人のとらえ方―
寸・関・尺の深さの差を是正すること
浮・沈スケール脈診図について
浮・沈スケール脈診図の運用法
浮・沈スケール脈診図運用のメリット
技術的アプローチ
感覚的アプローチ
(付記)浮脈・沈脈を呈しているときの血管の位置について
【ステップ3:祖脈診の2(遅・数)】
遅・数スケールの必要性
患者呼吸説による診断の不都合
遅・数スケールの作成
イメージ的アプローチ
技術的アプローチ
感覚的アプローチ
【ステップ4:簡単な比較脈診】
経絡治療における脈診
比較脈診と六部定位脈診
脈の虚実
六部定位の配当について
総按と単按
各指の知覚は独立している
イメージ的アプローチ
技術的アプローチ
感覚的アプローチ
(付記)比較脈診の意義と有用性の確認
【ステップ5:寒熱を含めた虚実の判定】
寒証・熱証とは
寒の発生と熱の発生
寒証の脈状と熱証の脈状
視覚的・イメージ的アプローチ
技術的アプローチ
感覚的アプローチ
【ステップ6:六部定位による脈位脈状診】
VAMFIT(変動経絡検索法)について
六部定位の脈状と頸入穴VAMFIT(脈位脈状診の習得を目指す)
脈診スケール図について
認識的・イメージ的アプローチ
技術的アプローチ
感覚的アプローチ