書名 |
カラー図解 PEG完全攻略 ―胃ろうの適応・禁忌から造設・管理・偶発症対策まで |
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筆頭著者 |
竜田正晴・監 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7653-1549-4 |
発行年 |
2012年12月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 171頁 |
分類 |
臨床医学系/その他/栄養・食事療法 |
価格 |
定価5,060円(本体4,600円 税10%) |
PEGとは経皮内視鏡的胃瘻造設術のことで、お腹(胃)に穴をあけ直接胃に栄養を入れる栄養投与の方法である。近年爆発的に普及する一方、PEGを造設された終末期高齢者が寝たきりで何年も永らえることが最善の医療であるのかが議論に上がっており、2012年6月には日本老年医学会が胃瘻の中止も選択肢とするガイドライン(「高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン」)を発表した。そのような状況の中必要なのは、PEGを正しく理解して適応を見極め導入・管理することで、そのことにより多くの患者に福音をもたらすはずである。
本書は、PEGの適応・禁忌から、実際の手順に沿った造設法、偶発症の対処法、栄養管理の実際など、おさえておきたい必要な知識をイラスト・写真を多用して具体的に記述し、さらに運用にあたってのコツやポイントを盛り込んだ。医師・看護師および管理栄養士などPEGに携わるすべての方に利用していただける一冊である。
1 PEGとは
2 PEG造設の適応と禁忌
3 PEGカテーテルの構造と選択
4 PEG造設手技の種類と選択
5 適応疾患・病態から見たPEG造設手技の選択
6 術前管理
7 PEG造設の基本的手技
8 PEG造設の実際
9 市販のPEGキット
10 PEG造設後の管理
11 栄養アセスメントと経腸栄養管理
12 市販の経腸栄養剤とその選択
13 栄養剤の投与とその注意点
14 PEGの有効性の評価とリプランニング
15 PEGカテーテルの交換
16 PEGカテーテルの抜去
17 偶発症と対策