書名 |
急性腹症の早期診断 ―病歴と身体所見による診断技能をみがく (第2版) |
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原著者 |
William Silen |
筆頭著者 |
小関一英・監訳(帝京平成大学健康メディカル学部医療科学科教授) |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-89592-724-6 |
発行年 |
2012年11月 |
判型 / 頁数 |
A5変型判 / 272頁 |
分類 |
臨床医学系/診断学 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
日常臨床で最も出会う機会の多い「腹痛」。いたずらに検査に頼ることなく,入念な病歴聴取と身体診察,そして五感に基づいて,外科的治療の必要な腹部緊急疾患を診断していく,そのコツとポイントを臨床医としての豊富な経験から説き明かす。Cope卿の名著として定評ある原著は,初版(1921年)発行以来22版を重ね、90余年にわたって読み継がれてきた前人未到のロングセラー。本書は邦訳第2版として,内容のアップデートのみならず,訳文に磨きをかけて読みやすさと完成度をさらに高めた。
1,急性腹症の診断の原則
2,診断法:病歴
3,診断法:患者の診察
4,診断法:症状の徴候と組み合わせ
5,臨床検査とX線検査
6,虫垂炎
7,虫垂炎の鑑別診断
8,大腸憩室炎
9,胃・十二指腸潰瘍穿孔
10,急性膵炎
11,胆嚢炎と右上腹部に急性疼痛を生じる疾患
12,左季肋部に生じる急性腹部病変
13,疝痛
14,急性腸閉塞
15,腸重積と他の原因による腸閉塞
16,絞扼性および閉塞性ヘルニアの早期診断
17,血管病変による急性腹部症状
18,女性の急性腹部症状
19,早期子宮外妊娠
20,尿生殖器症状を伴う急性腹部疾患
21,急性腹膜炎の診断
22,腹部外傷の早期診断
23,術後の腹部症状
24,熱帯地方の急性腹症
25,急性腹症と紛らわしい疾患
26,免疫不全患者の急性腹痛
27,知覚障害患者の重篤な腹部病変