膠原病を専攻する若手医師や理系の大学院学生および膠原病研究を志す意欲的な科学者のための免疫学と臨床免疫学を対等に見据えた新しい時代の教科書．改訂5版では，ここ2年間の新知見を盛り込み、全体の約3割を刷新するとともに、巻末［付録2 CD分類表（T細胞の表面抗原による分類）］はデータを最新のものに刷新した。

第Ⅰ部　免疫システムへのアプローチ
　　第１章　免疫システムの概要
　　第２章　免疫異常の検出方法
第Ⅱ部　免疫系の細胞と臓器
　　第３章　抗体とB細胞
　　第４章　T細胞
　　第５章　抗原提示
　　第６章　第一線の非特異的生体防御
　　第７章　免疫系の発生と免疫系を構成する臓器
第Ⅲ部　免疫応答を調節する分子
　　第８章　補体、低分子生理活性物質
　　第９章　サイトカイン
　　第１０章　接着分子
第Ⅳ部　生体防御応答の正常と異常
　　第１１章　感染に対する生体防御応答
　　第１２章　免疫不全症
第Ⅴ部　膠原病へのアプローチ
　　第１３章　膠原病の概念と病因
　　第１４章　膠原病の診察の仕方
　　第１５章　膠原病の症状と徴候
　　第１６章　膠原病の検査
　　第１７章　画像診断
　　第１８章関節の構造と機能
第Ⅵ部　臨床薬理学
　　第１９章　膠原病の治療
第Ⅶ部　膠原病の臨床
　　第２０章　慢性関節リウマチ
　　第２１章　全身性エリテマトーデス
　　第２２章　混合性結合織病
　　第２３章　強皮症
　　第２４章　多発性筋炎・皮膚筋炎
　　第２５章　全身性血管炎
　　第２６章　シェーグレン症候群
　　第２７章　リン脂質抗体症候群
　　第２８章　ベーチェット病
　　第２９章　痛風
　　第３０章　若年性リウマチ、成人スチル病、感染性関節炎（ライム病など）
　　第３１章　多発性筋痛症
　　第３２章　炎症性脊椎疾患
　　第３３章　乾癬性関節炎
　　第３４章サルコイドーシス
　　第３５章掌蹠膿疱症
　　第３６章　再発性軟骨炎
　　第３７章　好酸球性筋膜炎
　　第３８章　Fibromyalgia
　　第３９章　症候群など
　　第４０章　アレルギーと疾患
第Ⅶ部　全身からみた膠原病
　　第４１章　血液系疾患と関節炎
　　第４２章　皮膚と膠原病
　　第４３章肺と膠原病
　　第４４章眼と膠原病
　　第４５章肝胆道系と膠原病
　　第４６章神経・内分泌と膠原病
　　第４７章代謝性疾患と膠原病
　　第４８章骨・結合織疾患
　　第４９章腎と膠原病
第Ⅷ部　新しい治療および膠原病の社会的・人間的側面
　　第５０章膠原病の新しい治療
　　第５１章膠原病の社会的側面
　　第５２章　膠原病患者の主治医になるということ

[付録１]　関節可動域の測定法
[付録２]　ＣＤ分類表
[付録３]　インターロイキンの種類