書名 |
BRAND NEW 心臓核医学 ―機能画像が病態を捉える |
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筆頭著者 |
西村恒彦・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-307-07091-1 |
発行年 |
2012年10月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 180頁 |
分類 |
臨床医学系/放射線科学/核医学 |
価格 |
定価8,800円(本体8,000円 税10%) |
心臓核医学は機能画像診断法として臨床的有用性が確立され、さらに形態診断(CT/MR)との融合画像や分子イメ-ジングなど新しい展開を遂げつつある。「基礎」「症例」「展開」「エビデンス」「展望」の5部構成で、現時点での「心臓核医学のすべて」を網羅した内容となっている。心臓核医学に関わる循環器内科・外科医、放射線科・核医学科医および診療放射線技師の方々の座右の書として好適・必携の1冊。
A.心臓核医学の基礎
1.心臓核医学検査
2.心筋血流SPECT
3.左室および右室機能の評価
4.心臓交感神経機能のイメ-ジング
5.心筋脂肪酸代謝イメ-ジング
6.99mTc-ピロリン酸(PYP)による心筋壊死イメ-ジング
7.18F-フルオロデオキシグルコース (FDG) による心筋イメ-ジング
B.心臓核医学の実際
1.負荷心筋血流SPECTが虚血重症度判定に有用であったCKD患者の一例
2.PCI後のフォロ-アップ検査が新規病変検出に有効であった一例
3.post stress stunningが認められた3枝病変の一例
4.123I-BMIPPが虚血性心筋症の診断に有用であった重症心不全の一例
5.123I-MIBGによる交感神経活性のモニタ-が有用であった拡張型心筋症の一例
6.不整脈源性右室異形成症/心筋症(ARVD/C)の一例
7.たこつぼ心筋障害の一例
8.心サルコイド-シスの一例
9.家族性肥大型心筋症(hypertrophic cardiomyopathy:HCM)の一例
C.心臓核医学の展開
1.新しいデ-タ収集法
2.新しいデ-タ解析法
3.冠動脈CTとSPECTの融合
4.他のモダリティとの比較
D.心臓核医学のエビデンス
1.心臓核医学エビデンスの重要性と有用性
2.虚血性心疾患の診断とリスク層別化
3.虚血性心疾患の治療評価
4.糖尿病
5.慢性腎臓病
6.心不全と突然死
7.閉塞性下肢動脈硬化症
8.非心臓手術の術前評価
9.その他(心筋症、先天性心疾患など)
E.心臓核医学の展望
1.循環器疾患および動脈硬化の分子イメ-ジング
2.PETによる血管内皮機能の評価
3.PETを用いた特異的イメ-ジング
4.心臓核医学の将来展望
索引