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書名

訪問リハ危険予知トレーニング ―KYT 50の場面

筆頭著者

石黒友康・他編(健康科学大学教授)

その他著者等

大森豊 齋藤崇志 安藤誠 横山有里 澤田圭祐 宮尾一久 新井健司

出版社名

医歯薬出版

ISBNコード

ISBN978-4-263-21409-1

発行年

2012年10月

判型 / 頁数

B5判 / 120頁

分類

リハビリテーション/地域リハビリテーション

価格

定価3,520円(本体3,200円 税10%)

内容

●訪問リハの現場では,新人や若手スタッフでも一人で対応を迫られることが多く,訪問時に起こりやすいリスクをリアルにイメージしておくことが求められる.
●本書では,訪問時に起こりやすい50 の場面(イラスト)が設定されている.そこにひそむ危険やトラブルは 何か,どんな対策が必要かを読者が考えて記載し,適切な解決策を学ぶしかけとなっている.
●訪問リハに携わる新人や若手スタッフの臨床教材,および学生教育に役立つ一冊.

目次

【医学的リスク】
<全身状態に関するリスク>
 利用者が転倒した!
 朝食前に運動!?
 夏にエアコンを使わない利用者
 不眠の裏にひそむリスクとは?
 「体調不良」で片づけてよいか?
 在宅酸素療法(HOT)利用者への生活指導は?
 吸引を行うときの対処法は?
 人工呼吸器のエラーメッセージがなりました
 合併症に心筋梗塞が
 独居の利用者が発熱した!
 褥瘡が改善してきました.いざ離床!
 血圧がいつもより高い…?
 血圧がいつもより低い…?
 インフルエンザ発生!
 MRSA発生!
 大量の便失禁!
<治療プログラムに関するリスク>
 ベッドから車いすへの移乗動作
 ベッドからの起き上がり動作
 ベッドからの立ち上がり動作
 屋内歩行
 階段昇降
 入浴動作
 屋外歩行
 床からの立ち上がり練習
 筋力増強運動
<訪問リハの方針を決める際のリスク>
 下肢装具を処方する
 寝具はベッド?布団?
 「運動はやりたくない」と言われたら…?
 利用者と家族の希望が異なっている
 主介護者である息子は不在がち
 認知症利用者の離床を進めたい
 ポータブルトイレの導入を阻む壁
 癌のターミナルの利用者から依頼がありました
【接遇に関するリスク】
 呼び鈴をならしても出てこない独居の利用者
 10分の遅刻
 雨の日の訪問
 トイレや寝室の家屋評価を行う時は?
 利用者の杖を破損してしまった!
 訪問曜日や時間を変更する
 担当者を変更する
 帰り際のお茶とお菓子
 利用者宅の電話がなっている
 風邪気味のスタッフ
【連携に関するリスク】
 突然の訪問リハ終了の連絡
 デイサービスでの入浴方法をアドバイス?
 住宅改修における連携は?
 脳卒中の利用者から「手は治りますか?」と問われたら…?
 訪問看護指示書の開示要求
 通所サービスの利用を勧めるためには?
 振り替え訪問にご用心