書名 |
エビデンスからみた森林浴のストレス低減効果と今後の展開 ―心身健康科学の視点から |
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筆頭著者 |
筒井末春・監(東邦大学名誉教授、人間総合科学大学名誉教授) |
その他著者等 |
高山範理、香川隆英 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-88002-736-4 |
発行年 |
2012年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 97頁 |
分類 |
臨床医学系/精神神経科学/心身医学・臨床心理学 |
価格 |
定価3,850円(本体3,500円 税10%) |

現代のストレス社会に森林浴の意義は大きくなってきている。リラクセーションとして知られる森林浴について最新の研究成果を含めサイエンティフィックにまとめた学術書。

第Ⅰ部 森林浴のもたらす心理的なストレス低減効果
第❶章 なぜいま森林浴なのか?
A 森林浴とは?
B 社会・経済的な要請
C 森林の管理に係る問題
D 補完・代替療法としての森林浴
第❷章 過去のエビデンスからみた森林浴のストレス低減効果
A 海外の研究成果
B 国内の研究成果
第❸章 オンサイト実験における森林浴のストレス低減効果
A 調査概要
B 心理的効果の測定
C 個人特性の測定
第❹章 森林浴のストレス低減効果の検証
A 森林の物理環境要因
B 調査地の印象評価(森林環境─都市環境)
C ストレス低減効果(森林環境─都市環境)
D ストレス低減効果(森林浴前─森林浴後)
まとめ
第Ⅱ部 心理的ストレス低減効果の個人差
第❶章 森林環境の印象評価の個人差と個人特性
A 印象評価と個人特性
B 調査方法
C 分析方法
D 分析の結果と考察
4.森林環境の印象評価と価値観・関心
まとめ
第❷章 森林浴のストレス低減効果の個人差と個人特性
A ストレス低減効果に個人差をもたらす要因とは?
B 実験の概要
C 調査方法
D 分析方法
E ストレス低減効果と個人特性との関係
F ストレス低減効果と森林浴中の活動の関係
まとめ
第❸章 神経症傾向と森林浴のストレス低減効果との関係
A 健常者の神経症傾向について
B 調査・分析方法
C 神経症傾向による被験者の分類
D 分析結果
E 森林浴前から森林浴後の感想までの関連性
まとめ
第❹章 個人差に配慮したプログラム・森林環境整備方策の展開
A より実践的な管理へ
B 神経症傾向の高い利用者に効果的なプログラムおよび森林環境整備方策
C 整理方法
D プログラム
E 森林環境整備方策
まとめ