書名 |
顕微鏡検査ハンドブック ―臨床に役立つ形態学 |
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筆頭著者 |
菅野治重・他編 |
その他著者等 |
相原 雅典 編集/伊瀬 恵子 編集/伊藤 仁 編集/手島 伸一 編集/矢冨 裕 編集 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01554-7 |
発行年 |
2012年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 416頁 |
分類 |
医療技術/臨床検査 |
価格 |
定価7,150円(本体6,500円 税10%) |
顕微鏡検査に必要な知識を網羅した本書は、まず総論で、材料の採取法、標本の固定法、作成法、染色法、観察法など、顕微鏡検査の基本的な知識と手技を解説。各論では、すべての技師が見逃してはならない重要な臨床所見の読み方と医師への報告法、そして異常所見が認められた場合の対応法を解説する。好評を博した「検査と技術」増刊号「顕微鏡検査のコツ-臨床に役立つ形態学」の待望の書籍化。臨床検査技師必読の1冊。
I 顕微鏡の基本
1 顕微鏡の原理と調整法
2 顕微鏡写真撮影のコツ
II 微生物検査
総論
1 固定法の種類と特徴
2 染色法の原理と特徴
3 検体保存による塗抹所見への影響
4 感染所見の読み方
5 薬剤の影響
6 培養検査が必要な感染症
7 塗抹標本の作製法
各論
8 感染症と顕微鏡検査の所見
9 抗微生物薬の治療効果の判定
III 一般検査
総論
1 一般検査に関する形態像観察の基礎
2 顕微鏡標本の作製法
3 染色の原理と特徴
4 検体保存の影響
5 結晶成分の同定
各論
6 尿沈渣
7 糞便
8 髄液
9 胸水,腹水
10 関節液
IV 血液像
総論
1 血球の産生と機能
2 標本の作製と保存
3 染色法の原理と特徴
各論
4 健常者の血液像
5 異常血液像(造血器腫瘍を除く)
6 造血器腫瘍のWHO分類
V 細胞診
総論
1 基礎知識
2 標本作製法
3 染色法
各論
4 婦人科
5 呼吸器
6 泌尿器
7 消化器
8 体腔液
9 乳腺
10 甲状腺
11 リンパ節
VI 病理
総論
1 病理形態像の観察の仕方,考え方
2 病理標本の種類と目的
3 病理標本作製法
4 染色法
5 免疫組織化学
6 迅速診断
7 透過型電子顕微鏡法
各論
8 代謝異常の病理
9 循環障害
10 炎症
11 免疫異常と移植の病理(肝移植を中心に)
12 腫瘍
索引