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書名

M-Test ―経絡と動きでつかむ症候へのアプローチ

筆頭著者

向野義人・他著

その他著者等

松本 美由季 著/山下 なぎさ 著

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-01608-7

発行年

2012年6月

判型 / 頁数

B5判 / 184頁

分類

臨床医学系/その他/統合医療(東洋医学他)

価格

定価3,960円(本体3,600円 税10%)

内容

M-Testとは、「動き」の分析によって痛みなどの症候の原因を探り、医療職者であれば誰でも治療すべき経絡を容易に、迅速に、的確に判断し、診断・治療につなげることができる方法である。西洋医学の方法論だけでは見えてこない病気の側面を観察することで、EBMとNBMの橋渡しとなる治療を実現できるM-Testのすべてがわかる1冊。鍼灸師のみならず医師、理学療法士、看護師などにもお勧めしたい。臨床にすぐに役立つ別冊付録付。

目次

はじめに
本書をお読みになる前に
序論

第1章 M-Test概説
 1.M-Testとは
 2.M-Testを特徴づけるポイント
 3.M-Testが可能とすること
 4.応用可能な領域
第2章 理論的背景(基礎編)
 1.ヒトの動きの分析と治療
 2.M-Testとヒトの動きの分析
 3.治療点としての経穴
 4.まとめ
第3章 M-Testの実際(基礎編)
 1.M-Test所見用紙
 2.M-Test所見と陽性動作
 3.基礎治療
 4.治療手順
 5.有効な経穴/刺激部位の見つけ方と治療法
 6.基礎治療ダイジェスト
第4章 理論的背景(中・上級編)
 1.序論
 2.ヒトの動きと五行
 3.M-Testと五行
 4.治療点としての五行穴
 5.その他の治療点
 6.まとめ
第5章 M-Testの実際(中・上級編)
 1.Step 3の治療
 2.所見からツボを読む
第6章 治療器具と手技
 1.治療器具
 2.手技
第7章 症例
第8章 M-Test症状別治療-初学者のためのファーストステップ
 1.使用手順と使用例
 2.症状別治療
  1)肩こり,頸こり,寝違い
  2)肩痛,肩や腕のだるさ,背中のはり
  3)肘の痛み
  4)手首の痛み
  5)腰痛
  6)股関節痛
  7)膝痛
  8)足関節痛
  9)頭痛
  10)こむら返り,下腿の痛み,アキレス腱部の痛み
  11)胃腸症状
  12)頭位性めまい
  13)月経痛,月経不順
  14)排尿異常
  15)眼精疲労
  16)足のふるえ
  17)手のふるえ

おわりに-将来展望・M-Testのこれから
参照文献
所見用紙

索引

MEMO
 1.症状の程度をスコアでうまく表現できない場合
 2.代償運動とは
 3.経絡の流注や皮膚のテンションを考慮する
 4.なぜ患者の自覚症状のスコアが0になるまで治療をしないのか?
 5.専門医へのコンサルト
Coffee Break
 1.ケア・ワークモデル研究会とは
 2.経穴に2つのロケーションが!? どちらが有効?
 3.歯科医の症例では,どのようなストレッチを指導したのか?
 4.M-Testの海外事情(1)
 5.M-Testの海外事情(2)
 6.M-Testに関する研究
 7.M-Testの国内事情
 8.だれでもM-Testを学ぶことができるのか?
 9.深い鍼でも浅い鍼でも効果に差はない!?
別冊付録
 ・M-Test 7原則
 ・所見用紙(初心者用)
 ・24穴のロケーション
 ・所見の取り方と診断
 ・上肢前面の治療手順(基礎治療)
 ・下肢前面の治療手順(基礎治療)
 ・上肢後面の治療手順(基礎治療)
 ・下肢後面の治療手順(基礎治療)
 ・上肢側面の治療手順(基礎治療)
 ・下肢側面の治療手順(基礎治療)
 ・24穴サークル(日本語:漢字表記版)
 ・24穴サークル(WHO表記版)