書名 |
理学療法プログラムデザインⅡ |
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筆頭著者 |
市橋則明・編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8306-4390-3 |
発行年 |
2012年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 336頁 |
分類 |
リハビリテーション/理学療法 |
価格 |
定価7,700円(本体7,000円 税10%) |

既刊『理学療法プログラムデザイン』に加えて,新たに106例を集め,理学療法士のアプローチ法を提供.臨床で経験するかなりのケースに対応できるようになる.

●第1章 片麻痺
●座位で腹筋,脊柱起立筋の筋活動を生じさせたいケース
●座位で全身の筋緊張を高めて動けないケース
●共同運動パターンからの分離が困難なケース
●動作時に協調した運動が困難なケース ・・・ほか
●第2章 脳性麻痺
●運動課題に集中できないケース
●うつ伏せを嫌がるケース
●重度脊柱変形が予想されるケース
●立位時に膝関節屈曲位となるケース
●学童期に歩行能力が低下してきたケース
●第3章 失調
●体幹の安定性低下により座位での動作が不安定なケース
●股関節の安定性低下により立位時の動揺が大きいケース
●協調運動障害により立ち座り動作や歩行動作が拙劣なケース
●歩行時に下肢の振り出しが安定しないケース
●脊髄小脳変性症で歩行可能であるが,不安定なケース
●第4章 パーキンソン病
●立ち直り反応が乏しいケース
●抗重力姿勢をとることによって円背が増強するケース
●歩行時に骨盤や体幹が前傾位になるケース
●第5章 呼吸
●外科術後早期に浅表性頻呼吸を呈するケース
●外科術後咳嗽が弱く排痰困難なケース
●食道癌術後で排痰ができないケース
●開胸・開心術後に脊柱や胸郭の可動性が制限されているケース
●痰の粘稠度が高く前傾側臥位などの体位ドレナージ効果が不十分なケース
●神経難病患者に肺炎が合併したケース ・・・ほか
●第6章 脊髄損傷
●頸髄損傷により排痰ができないケース
●寝返りができないケース
●起立性低血圧があり離床が困難なケース
●頸髄・上位胸髄完全損傷者で長座位保持ができないケース
●対麻痺で車いすからベッドへのトランスファーができないケース
●四肢麻痺で車いすからベッドへのトランスファーができないケース
●対麻痺で床から車いすへの移乗ができないケース ・・・ほか
●第7章 体幹
●股関節の機能低下により片側に筋・筋膜性の腰痛があるケース
●長時間の座位で腰痛が出現するケース
●肩関節挙上に伴い腰痛が出現するケース
●背部(胸椎部)に疼痛が出現するケース
●ランニング時に腰痛を引き起こすケース
●sway back postureを呈するケース ・・・ほか
●第8章 肩関節
●安静時に肩甲骨が下方回旋している(挙上時に肩甲骨の上方回旋が不足している)ケース
●安静時に肩甲骨が下制している(挙上時に肩甲骨の挙上が不足している)ケース
●安静時に肩甲骨が外転している(挙上時に肩甲骨の外転が過剰な)ケース
●安静時に肩甲骨が挙上している(挙上時に肩甲骨の挙上が過剰な)ケース
●肩関節挙上時に翼状肩甲がみられるケース ・・・ほか
●第9章 股関節
●臼蓋形成不全に伴う股関節痛があるケース
●恥骨結合部に疼痛(恥骨結合炎)があるケース
●荷重や股関節伸展運動に伴い殿部に疼痛が出現するケース
●人工股関節全置換術後,背臥位で腰痛が出現するケース(夜間に腰痛が増強するケース)
●人工股関節全置換術後に膝関節の疼痛や屈曲筋力低下が生じるケース
●大腿骨前捻角が増大し膝痛を有するケース
●股関節の適合性が低下しているケース
●人工股関節全置換術後に可動域が制限されているケース
●股関節屈曲時に大腿直筋の緊張が高いケース ・・・ほか
●第10章 膝関節
●長期臥床後の歩行時に膝の痛みが増強するケース
●オスグッド・シュラッター病で膝関節痛があるケース
●膝関節伸展時にスクリューホーム・ムーブメントの異常と膝関節痛があるケース
●人工膝関節全置換術後,膝関節伸展制限が残るケース
●人工膝関節全置換術後,膝関節伸展可動域制限がないにもかかわらず,歩行立脚期には屈曲
位となるケース
●人工膝関節全置換術後,歩行時に遊脚相の膝関節屈曲が不十分なケース
●人工膝関節全置換術後の歩行立脚期において体幹屈曲・股関節屈曲位となるケース ・・・ほか
●第11章 高齢者
●長期臥床後に座位や立位で後方に倒れやすいケース
●円背が強く座位保持ができないケース
●円背が強く立位保持や歩行ができないケース
●姿勢制御能力-特に足関節での姿勢制御能力が低下しているケース
●足関節の問題で立位時に体幹前傾位となるケース
●両足を前後に開いた立位でバランスが悪いケース
●膝関節の屈曲拘縮がないにもかかわらず膝関節屈曲位で歩行するケース
●段差昇降で後方に不安定となるケース
●動作が緩慢で転倒の危険性が高いケース
●歩行中話しかけられると立ち止まってしまうケース
●運動機能が低下していないのにつまずきが頻回に認められるケース
索引