書名 |
ウィリアム・オスラー ―ある臨床医の生涯 |
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原著者 |
Michael Bliss |
筆頭著者 |
梶 龍兒・監訳(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部感覚情報医学講座臨床神経科分野教授) |
その他著者等 |
三枝小夜子 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-89592-707-9 |
発行年 |
2012年4月 |
判型 / 頁数 |
A5変型判 / 620頁 |
分類 |
医学一般/その他 |
価格 |
定価3,960円(本体3,600円 税10%) |

本書は19~20世紀にかけて米国の医学教育の基礎をつくり、日本にも多大な影響を与えたウィリアム・オスラー博士のこれまでにない伝記である。ややもすると神格化されがちなオスラーを、膨大な資料の検証ときめ細かな調査に基づき、公正かつ客観的に、魅力的な"生身の人間"として描出。当時の社会や文化的背景も踏まえた医学史としても興味深い。医学生や臨床家が、現代医学の根底にある「医の哲学」を学び、考えるのに格好の書。またその生き方は、ひろく一般の読者をも魅了して止まない。

監訳者序:いまなぜオスラーなのか?
序:オスラーを解剖する
第1 章 アメリカ人のようにエネルギッシュな英国紳士
第2 章 ものの見方を知る:学生時代
第3 章 ベイビー・プロフェッサー
第4 章 最高の人材:フィラデルフィア
第5 章 ジョンズ・ホプキンズへ
第6 章 誰もが彼を崇拝している
第7 章 アメリカを代表する偉大な医師
第8 章 さらば,アメリカ
第9 章 快適な暮らしと快適な場所
第10 章 ウィリアム卿
第11 章 若者も,名のある人も
第12 章 杖を使うべからず
第13 章 オスラーの死後の生
注記と出典 534