書名 |
双極性障害の心理教育マニュアル ―患者に何を,どう伝えるか |
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原著者 |
Colom F, Vieta E |
筆頭著者 |
秋山 剛・他監訳 |
その他著者等 |
Francesc Colom 原著/Eduard Vieta 原著/秋山 剛 監訳/尾崎 紀夫 監訳 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01548-6 |
発行年 |
2012年4月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 200頁 |
分類 |
臨床医学系/精神神経科学/精神医学 |
価格 |
定価3,740円(本体3,400円 税10%) |
昨今、その重要性が高まってきている双極性障害患者に対する心理教育のノウハウをまとめた本邦初の実践書。病気の特徴や原因、薬物療法や早期発見のポイントなど、医療関係者が患者に伝えるべき内容や手順を実際の心理教育プログラムの流れに沿って解説。また巻末には付録として患者の睡眠・覚醒リズムや日常生活の活動を記録する表も収載しており、臨床現場でそのまま使える内容となっている。
Part 1 双極性障害の臨床,診断および治療的側面
はじめに
歴史における双極性障害
診断と分類
双極性障害に対する心理的支援
Part 2 心理教育の概念と方法
心理療法と双極性障害:なぜ心理教育なのか?
心理教育の作用機序
臨床診療と心理教育の統合
心理教育の導入時期
心理教育プログラムの形式的側面
Part 3 心理教育プログラム:セッションの内容
ユニット1 障害への気づき
セッション1 紹介と集団のルール
セッション2 双極性障害とは?
セッション3 原因と誘因
セッション4 症状I:躁と軽躁
セッション5 症状II:うつ病と混合性エピソード
セッション6 経過と予後
ユニット2 薬物アドヒアランス
セッション7 治療I:気分安定薬
セッション8 治療II:抗躁薬
セッション9 治療III:抗うつ薬
セッション10 気分安定薬の血中濃度
セッション11 妊娠と遺伝カウンセリング
セッション12 薬物療法と代替療法
セッション13 治療中断に関連するリスク
ユニット3 精神活性物質乱用の回避
セッション14 精神活性物質:双極性障害におけるリスク
ユニット4 再発の早期発見
セッション15 躁病エピソードと軽躁エピソードの早期発見
セッション16 うつ病エピソードと混合性エピソードの早期発見
セッション17 新しい病相がみつかったら何をすべきか?
ユニット5 規則正しい生活習慣とストレスマネジメント
セッション18 生活習慣を規則正しくする
セッション19 ストレス・コントロール
セッション20 問題解決の戦略
セッション21 終結
おわりに:心理教育は有効か?
付録
文献
監訳者あとがき
索引