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書名

新体系の看護理論 看護学矛盾論 ―unification (第2版)

筆頭著者

三瓶眞貴子・著

出版社名

金芳堂

ISBNコード

ISBN978-4-7653-1520-3

発行年

2012年3月

判型 / 頁数

A5判 / 283頁

分類

臨床看護/診療科・疾患/臨床看護一般

価格

定価4,400円(本体4,000円 税10%)

内容

看護学が科学であることを実感させる理論!
今版では章を追加,矛盾論を使って実際に未解明事例を解き明かしていく。
論理学などで伝統的な考え方である「矛盾論」を看護に導入,看護実践を通して実証し,構造化した成果をまとめた理論書。一貫して矛盾という原理に沿ってアセスメントするという単純・明快な思考によって問題解決へと導いてくれる。
今版では,
・全体に内容表現の見直しと補足を行い,理解のしやすさおよび表現の正確性を向上させた。
・第3章の応用編として補章を追加し,未解明事例が看護学矛盾論を使うとどのように解き明かされるのか,ひとつの興味深い事例を掲げて,一連のプロセスを事件を解決するように説いていく。

目次

第1章 看護と矛盾論
 1.活路を拓くのは自己の頭脳である
 2.矛盾論へと活路を拓いたプロセス
 3.矛盾論実証のプロセス
 4.矛盾論の導入と適用の理論的根拠 -なぜ看護に「矛盾論」を必要とするのか-
 5.文献検討による矛盾論の有用性 -矛盾論の歴史的考察-

第2章 矛盾論の基本的理解と看護学への再措定
 1.人間には矛盾をみてとる能力がある
 2.矛盾とは何か
 3.人間に存在する基本的矛盾-非敵対的矛盾-
 4.矛盾という視点から人間・健康・看護・看護上の問題を定義する
 5.学術用語と日常語
 6.根本矛盾と主要矛盾の構造化
 7.矛盾と認識との関係
 8.自らの頭脳を意識的に鍛えるにはどのようにすればよいか

第3章 看護実践事例を解く -矛盾論の適用とその研究-
 1.矛盾の構造-その法則性の発見-
 2.矛盾による構造分析と構造分類
 3.法則性をとらえることの有用性

補 章 看護学矛盾論を使って看護実践事例を解く -応用編-