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書名

質的研究の基礎 ―グラウンデッド・セオリー開発の技法と手順 (第3版)

原著者

Corbin J

筆頭著者

操 華子・他訳

その他著者等

ジュリエット・コービン 著/アンセルム・ストラウス 著/森岡 崇 訳

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-01201-0

発行年

2012年4月

判型 / 頁数

A5判 / 560頁

分類

基礎看護/基礎看護学/看護研究

価格

定価4,730円(本体4,300円 税10%)

内容

1999年3月発行の初版、2004年12月発行の第2版に引き続く翻訳第3版。著者の1人Strauss博士の逝去後、共著者のCorbin博士が引き続き改訂を行い、グラウンデッド・セオリーの研究への適応プロセスを、具体的な実例を示しつつ紹介している。社会学から心理学、看護学へと広がった質的研究法の1つ、グラウンデッド・セオリーに関する基本的文献。

目次

1章 はじめに
 デューイとミード:プラグマティストの知識の哲学
 存在論:世界に対する前提
 本方法論をめぐる近年の傾向の反響
 結論
2章 研究を行ううえでの検討事項
 はじめに
 研究課題の選択
 研究上の問い
 データ収集
 感受性
 文献
 理論的枠組み
3章 分析へのプレリュード
 はじめに
 質的研究のいくつかのプロパティ
 分析のレベル
 研究の目標
 文脈を記述することは分析の重要な側面である
 分析のための道具の活用
 ミクロ分析とより一般的な分析
4章 質的データ分析の戦略
 はじめに
 分析のための道具の目的の概要
5章 文脈,プロセス,理論的統合への導入
 はじめに
 文脈
 パラダイム
 条件/帰結マトリックス
 プロセス
 理論的統合達成のためのテクニック
 理論の精緻化
6章 メモとダイアグラム
 はじめに
 メモとダイアグラムの一般的特徴
 メモとダイアグラムの特定の特徴
 メモとダイアグラムを書くこと
7章 理論的サンプリング
 はじめに
 理論的サンプリングに関する質問と答え
8章 概念開発のためのデータ分析
 はじめに
 分析手順の実例
9章 分析の精緻化
 はじめに
 軸足コード化
 本章で用いるインタビュー内容について
10章 文脈に基づくデータ分析
 はじめに
11章 分析へのプロセスの取り込み
 はじめに
 プロセスとしての生き残り
12章 カテゴリーの統合
 はじめに
 記述から概念化へ
 理論の精製
 理論的枠組みの妥当性の検証
13章 学位論文とモノグラフの執筆,研究発表
 はじめに
 口頭発表
 モノグラフや学位論文の執筆
14章 評価のための規準
 はじめに
 いくつかの文献
 質に関するいくつかの一般的考え方
 研究の質を評価する際のさらなる規準
 おわりに
 評価とコンピュータソフト
 むすび
15章 質問と答え
 はじめに

付録A 4章と6章のための演習
 フィールドノート
付録B 研究協力者No.1:退役軍人の研究
付録C 研究協力者No.2
 第1部:電子メールでの交信/質問
 第2部:電子メールでの交信/追加の質問
付録D 研究協力者No.3
 第1部:電子メールでの交信
 第2部:電子メールでの交信:物語を書く
 第3部:電子メールでの交信:フォローアップ
 第4部:電子メールでの交信:フォローアップ
 第5部:電子メールでの交信:フォローアップ

解説-手順の修得とは何か
訳者あとがき
文献
索引
訳者プロフィール