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書名

臨床化学 ≪標準臨床検査学≫

筆頭著者

前川真人・編

その他著者等

矢冨 裕 シリーズ監修/横田 浩充 シリーズ監修/前川 真人 編集

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-01474-8

発行年

2012年4月

判型 / 頁数

B5判 / 360頁

分類

医療技術/臨床検査

価格

定価4,950円(本体4,500円 税10%)

内容

基礎科目である生化学の知識と、臨床における生化学検査とをつなぐ科目である「臨床化学」。本科目では、各検査項目の概念から、測定手技・基準範囲の背景となる考え方に至る、幅広い知識を学ぶ。本書では、それら一つひとつの項目を丁寧に解説し、臨床的意義を学べるように構成した。標準化が進んだ現在にあっても、欠かせない知識を習得するための1冊。

目次

第1章 生命のメカニズム
 A 生命現象の生体構成成分
 B 細胞の構造と働き
第2章 生物化学分析の基礎
 A 物理化学的性質
 B 単位
 C 分析試薬
 D 検査試料
第3章 生物化学分析の原理と方法
 A 吸光光度法
 B 蛍光分析法
 C 発光分析法
 D クロマトグラフィ
 E 電気泳動法
 F 免疫学的分析法
 G 電気化学分析法
 H 酵素学的分析法
 I 自動分析法
 J POCT
 K 実習
第4章 無機質
 A 電解質の総論
 B 電解質の各論
 C 実習
第5章 糖質
 A 糖質の構造と生体内での機能
 B 糖質の代謝
 C 糖質および関連項目の検査法
 D 糖質検査データの評価
 E グリコヘモグロビンの標準化
 F 実習
第6章 脂質
 A 脂質の構造と生体内での機能
 B 脂質の代謝
 C 脂質・リポ蛋白および関連項目の検査法
 D 脂質検査データの評価
 E 脂質検査の標準化の動向
 F 実習
第7章 蛋白質
 A アミノ酸と蛋白質の構造と機能
 B アミノ酸と蛋白質代謝
 C 血清蛋白の総論
 D 血清蛋白の各論
 E 実習
第8章 生体エネルギー
 A 高エネルギー化合物
 B 代謝とATP生成
第9章 非蛋白性窒素
 A 非蛋白性窒素成分の種類
 B 尿素
 C クレアチニンとクレアチン
 D 尿酸
 E アンモニア
 F 実習
第10章 生体色素
 A ヘム
 B 生体色素の検査
 C 実習
第11章 酵素
 A 酵素の基礎
 B 酵素活性の測定
 C 酵素の検査
 D 実習
第12章 薬物・毒物
 A 検査の目的
 B 生体内の薬物動態
 C 薬物動態を変動させる因子
 D 薬物の有効血中濃度と採血時間
 E 血中薬物測定
 F 毒物・劇物の分析
第13章 微量金属
 A 検査の目的
 B 有害金属元素の中毒
 C 実習
第14章 ホルモン
 A ホルモンの種類と性質
 B ホルモンの作用と調節機序
 C ホルモン検査と臨床的意義
第15章 ビタミン
 A ビタミンの種類と生理機能
第16章 機能検査
 A 肝(胆道)機能検査
 B 腎機能検査
 C 膵機能検査
 D 内分泌機能

巻末付録
 1 学生用基準範囲
 2 元素周期表
 3 慣用単位と国際単位間の換算係数
 4 pHメータ校正用の標準緩衝液の名称と組成
 5 標準緩衝液のpHと温度の関係
 6 緩衝液の適用pH範囲
 7 遠心力と回転数
 8 試薬用純水の規格
 9 プラスチックの薬剤耐性
 10 プラスチックの物理特性

和文索引
欧文索引