書名 |
不整脈診療レジデントマニュアル |
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筆頭著者 |
小林義典・他編 |
その他著者等 |
新田 隆 編集 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01225-6 |
発行年 |
2012年3月 |
判型 / 頁数 |
B6変型判 / 432頁 |
分類 |
臨床医学系/循環器内科 |
価格 |
定価4,950円(本体4,500円 税10%) |
本書を見れば、不整脈の病態、診断、治療の流れなど全体像がつかめ救急対応ができる。また薬剤の適応・具体的な使い方などの知識が得られ、非薬物療法の適応・概要はもちろん、その前後の患者管理などにも役立つ。若き循環器医、そしてコメディカルスタッフにとっても、持っていると何かと安心な1冊。
はじめに
略語一覧
アルゴリズム,鑑別診断,診断基準などの一覧
ガイドラインの一覧
各種分類,図表の一覧
1章 不整脈の基礎知識
1.心臓刺激伝導系の解剖と生理
2.イオンチャネル,活動電位と不整脈
3.不整脈の分類
4.各種不整脈のメカニズム
2章 不整脈診断へのアプローチ
1.不整脈の症状
2.不整脈診断に必要な各種検査法
A.12誘導心電図でどこまでわかるか
B.ホルター心電図記録および診断のコツ
C.イベントレコーダー検査
D.運動負荷試験
E.心室内遅延電位,T波オルタナンス,T波バリアビリティ,
ハートレートタービュランス
F.head-up tilt試験,その他の自律神経機能検査
G.心臓超音波検査
H.心臓電気生理学的検査
I.遺伝子疾患の診断
3章 不整脈の薬物治療
1.抗不整脈薬の分類(Vaughan-Williams分類,Sicilian-Gambit分類)
2.心房細動に対する抗不整脈薬治療
3.その他の上室不整脈に対する抗不整脈薬治療
4.心室不整脈に対する抗不整脈薬治療
5.心不全,低心機能例に対する抗不整脈薬治療
6.各種不整脈に対するアップストリーム治療
4章 不整脈の非薬物治療
1.体外式電気的除細動(AEDを含む)
2.一時的体外式ペースメーカ治療
3.恒久的ペースメーカ治療
4.ICDの適応と植え込みの実際
5.CRT,CRT-D
6.カテーテルアブレーション
A.総論:カテーテルアブレーションの原理・方法・適応不整脈など
B.上室不整脈
C.心室不整脈
7.不整脈の外科治療
A.心房細動:テイラーメイド治療について
B.心室頻拍
8.心臓リハビリテーション
5章 不整脈の診断と治療
1.洞不全症候群
2.房室ブロック
3.神経調節性失神,頸動脈洞症候群など
4.期外収縮
5.上室頻拍(心房頻拍を含む)
6.WPW(Wolff-Parkinson-White)症候群など
7.心房粗動
8.心房細動
9.心室頻拍
10.心室細動
11.QT延長症候群
12.Brugada症候群
13.非Brugada型特発性心室細動(早期再分極症候群,QT短縮症候群)
付録
1.近年の植込み型デバイス治療の進歩と新しい機能
2.カテーテルアブレーションにおける最新周辺機器
3.各種不整脈診療のガイドライン
和文索引
欧文索引