いわゆる放射線計測だけでなく，その効果・影響を定量化するための学際領域をカバーした画期的なテキスト．

第Ⅰ章　線量測定学序論
　A．線量測定学とは
　B．放射線とは
　C．放射線測定器とは
　D. 線量測定の歴史
第II章　放射線物理学の基礎
　A.　放射線
　Ｂ．放射能
　C．放射線と物質との基本的相互作用
第III章　放射線の量と単位
　A.　序論
　B.　放射線計測に関する量
　C.　相互作用の係数
　D.　線量測定に関する量
　E.　放射能に関する量
　F.　放射線防護に関する量
第IV章　基本線量と基礎理論
　A．線量測定における基本線量
　B．荷電粒子平衡
　C．空洞理論
　D. 放射線計数および線量測定の統計
第Ⅴ章　放射線計測器
　A．放射線計測器の種類と分類
　B．気体イオン計測器
　C．シンチレーション計数器
　D．半導体検出器
　E．その他の放射線計測器
第VI章　線量計
　Ａ．線量計の使用分類と種類
　Ｂ．電離箱
　Ｃ．半導体線量計
　Ｄ．蛍光線量計
　Ｅ．熱量計
　Ｆ．フリッケ線量計
　Ｇ．フィルム法
第VII章　放射線治療における線量測定
　Ａ．放射線治療の照射術式
　Ｂ．外部照射における線量測定の基礎
　C．外部照射における線量測定
　Ｄ．小線源治療における線量測定
第VIII章　画像医学検査における線量測定
　Ａ．Ｘ線診断画像の形成
　Ｂ．診断領域Ｘ線の線質
　Ｃ．Ｘ線診断領域における線量測定
　Ｄ．核医学検査における放射線測定
第IX章　放射線防護における線量測定
　Ａ．線量限度
　Ｂ．放射線防護に用いられる量
　Ｃ．外部被曝線量の測定
　Ｄ．内部被曝線量の測定
参考文献
付表