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書名

摂食障害治療ガイドライン

筆頭著者

日本摂食障害学会・監

その他著者等

「摂食障害治療ガイドライン」作成委員会 編集

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-01443-4

発行年

2012年2月

判型 / 頁数

B5判 / 320頁

分類

臨床医学系/精神神経科学/精神医学

価格

定価4,400円(本体4,000円 税10%)

内容

日本摂食障害学会の監修によるわが国の摂食障害治療のスタンダードとなるガイドライン。わが国で実際に行われている「診断から治療への流れ」を中心とした内容で、実際の臨床に導入しやすい。他の治療法との組み合わせ方を解説し、治療効果判定や転帰にも言及。参考文献はそれぞれエビデンスレベルを5段階で記載した。

目次

A.はじめに
 第1章 本ガイドラインについて
  1.ガイドライン作成について
  2.ガイドラインの使用について
 第2章 摂食障害について
  1.概念と歴史
  2.病理と病態
  3.疫学
B.診断から治療導入へ
 第3章 初診時の診断
  1.行動面の異常
  2.精神・心理面の異常
  3.身体面の異常
  4.診断方法とまとめ
  5.小児の摂食障害の診断
 第4章 初診時の見立てとケースフォーミュレーション
  1.緊急度
  2.重症度
  3.治療に対する動機づけ
  4.発症要因
  5.持続要因
  6.初期対応
C.治療導入から終結まで
 第5章 治療選択の基準と手順
 第6章 救急治療
 第7章 さまざまな治療
  1.セルフヘルプ援助
  2.支持的精神療法
  3.身体治療と栄養指導
  4.感想文を用いた記述式自己表出法
  5.個人に対する認知行動療法
  6.集団療法
  7.対人関係療法
  8.力動的精神療法
  9.薬物療法
  10.芸術療法
  11.再養育療法
 第8章 入院治療
  1.一般内科病棟での入院治療
  2.行動制限を用いた入院治療
  3.精神科入院治療
  4.短期(2か月)と長期入院治療
 第9章 退院後の外来治療
 第10章 小児の摂食障害の治療
 第11章 再発
 第12章 合併症や併存症への対応
  1.気分障害
  2.不安障害
  3.パーソナリティ障害
  4.発達障害
  5.アルコール・薬物乱用と摂食障害の併存
  6.問題行動(万引きと自己破壊活動)
  7.糖尿病
 第13章 リハビリテーション
 第14章 家族への対応
 第15章 チーム医療と各治療者の役割
 第16章 地域医療ネットワーク
D.治療効果判定,転帰,予防
 第17章 治療効果判定
  1.身体面の治療効果判定
  2.精神・心理面の治療効果判定
  3.行動面の治療効果判定
  4.総合的治療効果判定
 第18章 転帰
  1.転帰調査の治癒判定基準
  2.転帰調査結果
  3.予後と併存症
 第19章 予防
  1.一次予防
  2.二次予防
 第20章 医療行政

 文献
 索引