書名 |
小児不整脈 (改訂第2版) |
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筆頭著者 |
長嶋正實・他著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-1915-4 |
発行年 |
2011年12月 |
判型 / 頁数 |
AB判 / 226頁 |
分類 |
臨床医学系/小児科学 |
価格 |
定価6,050円(本体5,500円 税10%) |
リアル心電図を大幅に増補し、年齢依存性に病態の異なる小児の不整脈を,胎児から思春期まで幅広く詳述した全面改訂版.若手小児科医・小児循環器科医必携の書.
Ⅰ不整脈診断の基礎
1 小児の不整脈の特徴
2 不整脈診断の基本的な流れ
Ⅱ不整脈理解の基礎
1 刺激伝導系
A 洞結節
B 心房内刺激伝導路
C 房室結節とHis束
D 両脚
2 心筋細胞のイオンチャネル
A Naチャネル(INa)
B Kチャネル
C Caチャネル
D Na/Ca交換系
E Na‐K ATPaseポンプ
F リアノジン受容体と細胞内Caイオン動態
3 不整脈に関する電気生理
A 自動能4
B triggered activity
C リエントリー
D エントレインメント
E 不応期
Ⅲ不整脈の検査
1 運動負荷試験
A 運動負荷試験の目的
B 学校心臓検診における役割
C 運動負荷試験の種類
D 運動負荷で誘発される不整脈
2 ホルター心電図
A ホルター心電図の目的と有用性
B ホルター心電図の誘導
3 電気生理学的検査
A 目的
B 検査の実際
C 合併症
4 加算平均心電図
Ⅳ不整脈の治療
1 治療不要の不整脈
2 抗不整脈薬
A Naチャネル遮断薬(Vaughan Williams分類I群抗不整脈薬)
B β受容体遮断薬(Vaughan Williams分類II群抗不整脈薬)
C Kチャネル遮断薬(Vaughan Williams分類III群抗不整脈薬)
D Caチャネル遮断薬(Vaughan Williams分類IV群抗不整脈薬)
E ジギタリス製剤
F ATP
3 薬物治療
A 発作性上室頻拍
B 非発作性上室頻拍(心房頻拍)
C 特発性非持続性心室頻拍
D 特発性持続性心室頻拍
E 先天性QT延長症候群
F 洞不全症候群
G 高度または完全房室ブロック
4 非薬物治療
A カテーテルアブレーション
B ペースメーカ
C 心臓再同期療法(CRT)
D 植込み型除細動器(ICD)
E 電気的除細動,カルディオバージョン
F 自動体外式除細動器(AED)
G 外科治療
Ⅴ不整脈各論
1 上室不整脈
A 洞不整脈
B 洞徐脈
C 洞頻脈
D 洞(機能)不全症候群(SSS),洞結節機能不全(SND)
E 房室接合部不整脈
F 上室期外収縮(SVPC),心房期外収縮(PAC)
G 上室頻拍(SVT)
H 心房細動(AF)
I 心房粗動(AFL)
J 接合部異所性頻拍(JET)
K 副伝導路症候群
2 心室不整脈
A 心室期外収縮(PVC/VPC)
B 心室固有調律
C 心室副収縮
D 心室頻拍(VT)
E 特発性心室細動(IVF)
3 脚ブロック
A 右脚ブロック(RBBB)
B 左脚ブロック(LBBB)
C ヘミブロック
4 房室伝導障害
A 1度房室ブロック
B 2度房室ブロック
C 高度房室ブロック
D 3度房室ブロック(完全房室ブロック)
5 遺伝性不整脈
A 先天性QT延長症候群(LQTS)
B QT短縮症候群
C Brugada症候群
D 不整脈源性右室心筋症(ARVC/ARVD)
E 進行性心臓伝導障害(PCCD)
F 家族性心房細動
G 遺伝性洞不全症候群
6 先天性心疾患術後不整脈
A 洞結節機能不全
B 房室伝導障害
C 上室頻拍
D 心室不整脈
7 胎児不整脈
A 超音波検査による胎児不整脈の診断方法
B 胎児頻脈性不整脈
C 胎児徐脈性不整脈
D 期外収縮