臨床現場で直面する問題点や疑問点に対処する力を養う好評書，「はじめての臨床」シリーズ第2弾．本巻では，機能解剖や疾患別リハプログラムなども提示し，運動器疾患症例を初めて扱う新人理学療法士が遭遇する問題とは何かをわかりやすく解説．現場で求められる実践的な知識や自分で考える力を身につけたい若手理学療法士必携の一冊．

【内容目次】
第1章　続・新人理学療法士 激闘の3ヵ月

第2章　道標となる大切な項目

First Step
運動器疾患診療のための基礎的事項
　関節の機能解剖
　X線画像の基本的な見方
　自動運動と他動運動
　骨格筋と筋力トレーニング
　関節可動域練習（ROMエクササイズ）
　疼痛と不定愁訴

Second Step
腰部
　腰椎圧迫骨折
　腰痛症

股関節
　大腿骨頚部骨折
　大腿骨転子部骨折
　大腿骨骨幹部骨折
　変形性股関節症—保存療法
　変形性股関節症—手術療法（人工股関節全置換術）

膝関節
　変形性膝関節症—保存療法
　変形性膝関節症—手術療法（人工膝関節全置換術）
　前十字靱帯損傷

下腿・足部
　下腿骨骨折
　足関節骨折
　足関節靱帯損傷
　アキレス腱損傷

鎖骨
　鎖骨骨折

肩関節
　肩関節周囲炎

上腕・前腕
　上腕骨近位端骨折
　橈骨遠位端骨折

Third Step
運動器疾患におけるリスク管理
　整形外科手術後におけるリスク管理

運動器に関連する基礎疾患
　骨粗鬆症
　関節リウマチ

第３章　スーパーバイザーからのメッセージ

付録
　解剖早見表
　関節可動域測定法
　略語集

索引