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書名

呼吸器研修ノート

筆頭著者

萩原弘一・他編

出版社名

診断と治療社

ISBNコード

ISBN978-4-7878-1798-3

発行年

2011年6月

判型 / 頁数

A5判 / 860頁

分類

臨床医学系/呼吸器内科

価格

定価9,680円(本体8,800円 税10%)

内容

各疾患の診断・治療はもちろん,呼吸器医として知っておくべき基本事項・検査,診察の進め方等,臨床現場のエッセンス180項目を収録.

目次

第1章 呼吸器専門医として知っておくべき基本事項
A解剖学・組織学B病理学
 1.悪性新生物  2.間質性肺炎 C正常胸部CT像
D気管支鏡
 1.正常気管支鏡所見  2.肺癌の気管支鏡所見 E各種疾患の臨床分類,病期分類表
 1.臨床分類
 2.TNM分類 3.結 核  4.じん肺 F膠原病・特定疾患の診断基準 G身体障害者診断書・意見書(呼吸器機能障害用)H介護度,要介護認定 I呼吸器で頻用される薬剤
 1.ステロイド  2.気管支拡張薬  3.抗コリン薬  4.抗菌薬  5.免疫抑制薬  6.麻薬とWHO癌性疼痛に対する3段階除痛方式 J抗腫瘍薬
 1.抗腫瘍薬の特徴 2.抗腫瘍薬の効果判定  3.抗腫瘍薬の副作用のGradeK呼吸器で使用される計算式 第2章 呼吸器研修でのアドバイス
A呼吸器専門医への道
■呼吸器専門医を目指す諸君へ B研修の概要
 1.後期研修と研修施設の選び方 2.後期研修医のライフスタイル 3.専門医試験の概要C勉強の仕方
 1.文献検索の仕方  2.医学論文の読み方・書き方  3.学会への取り組み方 4.大学院・医学博士・留学について  5.呼吸器科医にとって研究とは何か? 6.利益相反第3章 医療現場でのコミュニケーションと医療事故
Aチーム医療
 1.看護師との連携  2.薬剤師との連携 3.理学療法士との連携 4.MEとの連携 5.臨床検査技師との連携  6.医療相談室との連携  7.医療ボランティアと医療現場B医療事故の予防と対応
 1.医師法およびその関連法  2.研修医の日常生活の注意点  3.研修医の当直時の注意点  4.インシデントレポート 5.医療事故への対応  6.医療従事者に対するケア
  ①精神的ケア  ②身体負担の軽減C感染対策
 1.院内感染対策 2.輸入感染症 D患者および家族への説明(インフォームド・コンセント)―気管支鏡検査,胸腔鏡下肺生検,手術,放射線・化学療法,病理解剖,患者検体を用いた研究  第4章 社会と医療
呼吸器診療と社会
 1.呼吸器診療の社会的需要と現状・未来 2.女性医師支援  3.医療現場でのリスクマネジメント  4.うつ状態と自殺第5章 診察の進め方
A診 察
 1.呼吸器診療における医療面接  2.呼吸器患者の身体所見のとり方 B外国人患者への対応
■英語での問診 第6章 研修で学ぶべき検査
A血液検査(一般検査,特殊検査)B画像診断
 1.胸部単純X写真とCT
  ①胸部単純X写真の基本的事項   ②CTの基本的事項   ③異常所見の解析
  Ⅰ.肺の限局性陰影  Ⅱ.肺のびまん性陰影  Ⅲ.肺以外の病変 2.MRI /藪内英剛
 3.核医学検査 C血液ガス検査
 1.動脈血液ガス検査 2.パルスオキシメータ D呼吸機能検査
 1.スパイログラム胃液検査F気管支鏡検査 G各種生検手技
 1.CTガイド下肺生検  2.エコーガイド下肺生検  3.胸膜生検 4.生検所見の解釈 ※.TBLB(気管支鏡の項参照),VATS(外科手術の項参照),開胸肺生検(外科手術の項参照)

第7章 研修で学ぶべき処置,治療法
 1.吸 引  2.酸素投与  3.吸入療法(手技,去痰器)  4.気胸,胸水への対応 5.呼吸リハビリテーション  6.人工呼吸療法  7.在宅人工呼吸療法  8.在宅酸素療法 第8章 特別な注意を要する患者グループ
 1.妊婦と呼吸器病  2.老人と呼吸器疾患  3.合併症のある患者と呼吸器病
第9章 救急患者への対応―呼吸器緊急処置クイックリファレンス
 1.気管支喘息発作  2.呼吸停止・心停止
 3.緊急処置が終わったら 4.各種疾患への対処 第10章 各疾患のみかたと対応
A心不全,呼吸不全
 B肺炎,気道感染症
C慢性気道炎症を原因とする疾患
D腫瘍性疾患
E間質性肺疾患
F免疫系が深く関与する肺疾患
  G特殊な肺疾患
H職業性肺疾患I換気障害
 J肺高血圧をきたす疾患
  K肺血管の交通異常
 11章 呼吸器外科
 1.基本的呼吸器外科手技
    2.呼吸器外科手術麻酔 3.代表的疾患の手術適応・術式・術後管理
 4.肺移植
 第12章 放射線治療
 1.放射線治療の基本的事項 2.代表的治療法
  第13章 知っておくべき知識と制度
 1.個人情報保護法 2.医療保険制度  3.公費負担制度 4.医療費の実例 5.保険の査定  6.民間の医療保険  7.医薬品副作用被害救済制度  8.感染症届け出基準 第14章 書類の書き方
 1.紹介状,紹介医師への返事,病歴サマリー,診断書の書き方  2.英文カルテ,紹介状の書き方