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書名

手にとるように流れがつかめる!消化器内視鏡看護 ―検査・治療の開始前から終了・退院まで

筆頭著者

竜田正晴・監

出版社名

金芳堂

ISBNコード

ISBN978-4-7653-1494-7

発行年

2011年8月

判型 / 頁数

B5判 / 327頁

分類

臨床看護/診療科・疾患/消化器

価格

定価4,620円(本体4,200円 税10%)

内容

消化器内視鏡は、いまや消化器疾患の診断のみならず、内視鏡治療など治療面でも広く用いられるようになりました。しかし、機器や手法の急速な発展・開発により、内視鏡診断・治療はより高度かつ複雑化し、それに関わる看護の役割も今まで以上に高度な専門性を求められるようになってきています。
本書は、最新の内視鏡検査・治療とその看護について、トップクラスの内視鏡治療の成績を誇る大阪府立成人病センターのスタッフがわかりやすく解説した、現場で即活用できる実践的なマニュアルです。具体的には、①内視鏡看護の実践に必要な知識として、検査・治療の器材・薬剤・手技・手順を詳しく説明し、②患者用と医療者用のクリニカルパスを対比させ、煩雑になりがちな内視鏡看護の流れをポイントをおさえて解説しています。そして、③患者指導マニュアルとして使用できるよう、患者へのオリエンテーションや説明内容・よくある質問・アドバイスなどを随所に入れ、④治療前・中・後の処置や偶発症への対応を記載することで、感染症予防・安全管理マニュアルとしても実用できるものとなっています。
最近では、看護師・内視鏡技師・医師などが一体となった「チーム医療」の実践が不可欠となっています。本書でも、用語解説・クリニカルパスの実例・使用薬剤の一覧表などを掲載しており、チーム医療に役立つ知識を身につけることができます。

目次

1章 内視鏡治療の看護
 A 早期食道癌内視鏡的粘膜切除術(EMR)/早期食道癌内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
 B 早期胃癌内視鏡的粘膜切除術(EMR)/早期胃癌内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
 C 早期大腸癌内視鏡的粘膜切除術(EMR)/早期大腸癌内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
 D ポリペクトミー
 E 内視鏡的止血術
 F 内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)
 G 内視鏡的逆行性胆道ドレナージ(ERBD)/内視鏡的経鼻胆道ドレナージ(ENBD)
 H 経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)
 I 光線力学的療法(PDT)
 J 内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)/内視鏡的静脈瘤硬化療法(EIS)
 K 消化管狭窄に対する拡張術(消化管拡張術)
 L 上部消化管ステント留置術

2章 内視鏡検査の看護
 A 上部消化管内視鏡検査
 B 経鼻内視鏡検査
 C 大腸内視鏡検査
 D 超音波内視鏡検査
 E 超音波内視鏡ガイド下穿刺術
 F 小腸カプセル内視鏡検査
 G 内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)

3章 消化器内視鏡室での安全管理・感染管理
 A 消化器内視鏡室での安全管理
 B 消化器内視鏡室での感染管理

付録
関連情報 スキルアップをはかろう!
クリニカルパス 基準指示用紙・入院診療計画書・オーバービュー・日めくりパス