書籍検索結果 詳細表示

書名

脳を学ぶ(3) ―アンサンブル・グループ「ブーケ・デ・トン」との対話

筆頭著者

森岡 周・他著

出版社名

協同医書出版社

ISBNコード

ISBN978-4-7639-1063-9

発行年

2011年5月

判型 / 頁数

A4変型判 / 140頁

分類

臨床医学系/脳神経・神経内科学

価格

定価4,180円(本体3,800円 税10%)

内容

「脳レクチャー」シリーズ第3弾。音楽と脳機能との深い関係を、音楽家との対話、そして脳研究レビューの2つの切り口から解説する。対話した音楽家たちの演奏CDが付録。

目次

第1部 音楽との出会い,楽器との出会い,アンサンブルとの出会い
  [第1部のまえがき~本書のまえがきにもかえて]
  齊藤佐智江さん フルート奏者
  猿渡紀子さん ピアノ奏者 チェンバロ奏者
  飯島多恵さん ヴァイオリン奏者
  アンサンブル~結び合わせる力

第2部 アンサンブル~同じ時間と空間を生きる
    ~「音楽」経験を生み出す脳の階層的進化の仕組み
  1 脳のビッグバンとしてのリズムの発生
  2 空間はリズムによって統治される~時間と空間の結びつけ
  3 時間・空間の組織化の神経ネットワーク~大脳基底核ネットワークの生物学的構造
  4 時間・空間ネットワークによる意味作用(その1)~概念の生成
  5 時間・空間ネットワークによる意味作用(その2)~言語ネットワークの結合
  6 意味世界のイメージ化~「美」を意識するためのネットワーク
  7 音楽家の脳(その1)~メタ道具としての楽器と記譜法の発明
  8 音楽家の脳(その2)~音楽はマルチモダールな脳機能により成り立つ
  9 音楽家の脳(その3)~「楽想(イメージ)」という可塑的なツール
  10 音楽家の脳(その4)~感情作用の様式化
  11 音楽家の脳(その5)~「アンサンブル」という共感の仕組み
  12 音楽の喪失~音楽に関わる脳の病理
  13 音楽による再生(その1)~運動障害に対する音楽療法の神経科学的根拠
  14 音楽による再生(その2)~記憶・情緒障害に対する音楽療法の神経科学的根拠
  15 音楽と人の脳の未来