心臓病は自分でかなりコントロールできる。大切なのは、体の反応を知り、病気のことを理解し、正しい運動を行うこと。そのために必要なことがらをわかりやすく解説した。

目　次

はじめに 1

第1章　運動を始める前に知っておいてほしいこと 3
1．動くということ，運動は危険ですか? 3
2．運動をしないほうがよい心臓病もあります 4
3．体を動かしている時の体の反応を知っておきましょう 5

第2章　病気を知って下さい 11
A．狭心症 11
1．狭心症ってどういう病気でしょうか 11
2．心臓カテーテル治療で狭心症は「治る」? 12
3．カテーテル治療しかしてくれない病院にかかっていると，
狭心症はどんどん悪くなります 15
4．運動をすると何がよくなるのでしょう，まず冠危険因子のお話 21
5．血栓を予防する効果もあります 25
6．「カテーテル治療が成功したから運動はいらないですよ」と
言われた方へ 25
7．運動の効果，追加とまとめ 26
B．心筋梗塞・急性冠症候群 29
1．心筋梗塞ってどういう病気ですか? 29
2．病院での心筋梗塞の治療 31
3．運動するとこんなところがよくなります 31
4．運動は，発症後いつからやってよいのでしょうか 34
5．運動の仕方は? 35
C．心不全 43
1．心不全は心臓だけの問題ではないんです 43
2．心不全の人は絶対安静ですか? 46
3．運動をするとこんな効果があります 48
4．具体的にどうやって運動をしたらよいのでしょう 52
D．心臓手術後 55
1．心臓手術はどういう人にするのでしょうか 55
2．心臓手術後の特別な点 55
3．術後に運動療法を行うことの効果 56
4．運動の仕方 56

第3章　具体的な運動の仕方，復習 57
1．運動の順番 57
2．有酸素運動 58
3．レジスタンストレーニング 59
4．暑い日 60
5．ウォームアップ・クールダウン（ストレッチ）の仕方 61

第4章　群馬県立心臓血管センターの宣伝です 62

おわりに 66

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付録　1．運動前のウォームアップ/2．運動後のクールダウン 67
索引 83