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書名

ケアする人も楽になる「認知行動療法」入門[BOOK2]

筆頭著者

伊藤絵美・著

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-01246-1

発行年

2011年2月

判型 / 頁数

A5判 / 240頁

分類

臨床看護/診療科・疾患/精神看護

価格

定価2,420円(本体2,200円 税10%)

内容

対人援助職のストレスこそが問題だ。本書では、無能な管理職にイライラ(怒り)。モラルハラスメントでしくしく(悲しみ)。パーソナリティ障害の人に巻き込まれグルグル(当惑)、そんな事例を取り上げて認知行動療法による解決方法を指南していく。「もうヤダ・・・辞めちゃいたい」と思っているあなたにこそ読んでもらいたい1冊。[BOOK1](同時発売)とはまた違った認知行動療法の技法を身に付けられる。

目次

BOOK2へようこそ

第1章 無能な同僚管理職に腹が立って仕方がないカオルコさん
 1 自分が参ってしまいそうなほどの怒り
 2 「マナブストレス」を自己観察&アセスメントする
 3 アセスメントを通じてカオルコさんが気づいたこと
 4 目標を設定する
 5 新たなスキーマを作る
 6 サポート資源を増やす
 7 コーピングレパートリーを増やす
 8 カオルコさんが見つけた、現実的な落としどころ
第2章 キレる医師のいる職場に恐怖を感じるサチコさん
 1 笑顔で語りながら涙を流すクライアント
 2 リラクセーション法:過剰な不安緊張に対するコーピング
 3 アセスメントを通じて、「自分は悪くない」ことを発見する
 4 心理教育と読書療法
 5 再帰属法(円グラフ法)
 6 バランスシートの作成
 7 2年後のサチコさん
 8 環境要因が大きい場合、認知行動療法でどこまで太刀打ちできるか
第3章 精神的に不安定な看護学生とのかかわり方に悩む教員タマキさん
 1 ふたを開けてしまった教員
 2 タマキさんの対応の仕方をアセスメントする
 3 「境界型パーソナリティ障害」「スキーマ」についての心理教育
 4 構造化された枠組みのなかで相談に応じる
 5 アセスメントを一緒に行い、「当事者研究」をする
 6 当事者を専門家につなぐ
 7 サポートネットワークを作る
 8 この事例の読み方
第4章 BOOK2で紹介した理論・技法・ツール
第5章 さらに学びたい人へのガイド

索引
おわりに