書名 |
知って 考えて 実践する 国際看護 |
---|---|
筆頭著者 |
近藤麻理・著 |
出版社名 |
|
ISBNコード |
ISBN978-4-260-01217-1 |
発行年 |
2011年2月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 136頁 |
分類 |
看護その他 |
価格 |
定価1,980円(本体1,800円 税10%) |

国際看護=海外での看護活動? 看護の対象が人間である以上、国境は無関係であるが、だからと言って、国外で働くことだけが国際看護ではない。本書は、看護を国際的な視点から見るきっかけやヒントを提供。海外で働くときも国内で働くときも、その視点こそが重要になる。「国際看護」に興味のあるすべての看護職と看護学生の心の窓を開く、それが本書の願いだ。「国際看護」を教える方も必携!

第1章 世界に目を開く-国際的視野を広げる
1.国際看護のすすめ-看護の対象は人間である
2.世界について知ることから始めよう-MDGsと健康
3.国際協力の仕組み-「国連」って何?
4.日本のODAと国際協力-JICAの活動
5.他の学問分野との連携と協調-国際協力は他人事でしょうか?
第2章 現場で何が起きているか-今,そこにある現実
1.看護師不足と国際労働の関係-なぜ看護職は移動するのか?
2.女性であることを取り巻く状況-ジェンダーの時代を生きる
3.紛争と難民-難民について何か知っていますか?
4.HIV/AIDSとスティグマ-差別される人々
5.災害と看護-援助する側・される側というステレオタイプ
6.世界の貧困と経済格差-貧しい人たちとは,誰か?
7.プライマリヘルスケア-自分の命と健康を自分で守ること
第3章 見て!聞いて!体験する!-国際協力への理解を深める
1.どこで何を学ぶか-情報収集の重要性
2.国際的に活動するための多様な道-夢と現実
3.国際的な仕事への挑戦-海外で,日本で
4.海外研修の実際と課題-知的好奇心を刺激する
第4章 これからの私たちの選択-看護の力を信じて
1.メディアリテラシー-報道をどう判断するか
2.進化する国際看護とともに-10年後の看護の姿は?