書名 |
保健指導が楽しくなる!医療コーチングレッスン |
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筆頭著者 |
鱸 伸子・他著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-525-50521-9 |
発行年 |
2010年11月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 153頁 |
分類 |
臨床看護/診療科・疾患/臨床看護一般 |
価格 |
定価1,760円(本体1,600円 税10%) |

コーチング式保健指導の入門書! マンガ・イラストをふんだんに盛り込み,わかりやすさを追求.各項目ごとに「解説により流れを理解→失敗症例をマンガで提示→その症例についてどうすればよかったかを会話例で示し知識を整理」という構成に統一し,一読するだけでコーチングの技術を理解できる.保健指導を行うすべての医療従事者必読の一冊.

第1ステージ コーチングの基本スキルを学ぼう
レッスン1 自ら考え、決断し、行動を促すコーチング
①相手に主導権をもたせる
②相手の考えを促す
③相手と信頼関係を築く
レッスン2 相手の話を傾聴する
①相手の話をさえぎらない
②共感をもってリアクションする
③沈黙してもじっと待つ
④相手の言葉を繰り返す
レッスン3 相手を承認する
①相手に合わせてほめる
②気持ちを言葉で伝える
③気にかけていることを伝える
④相手を主役にする
レッスン4 コーチング式質問のスキル
①拡大質問と限定質問を使い分ける
②複数の答えを求める
③答えをひとつに絞り込む
④詰問・誘導尋問をしない
レッスン5 相手の行動につながる提案を
①信頼関係を築いてから提案する
②最初に「おことわり」を入れる
③選ぶのは相手自身だと伝える
④シンプルで具体的な提案をする
⑤提案は一度にひとつだけ
第2ステージ 5つの基本ステップをはじめよう
レッスン6 5つの基本ステップ
①ゴールと現状を明確に
②障害・強みを知る
③戦略を練る
④サポートする
⑤決断を促す
レッスン7 ステップ① ゴールと現状を明確に
①まず相手の現状を把握する
②相手から問題点を引き出す
③数値・期限を具体的に決める
④実現可能なゴールにする
⑤達成後のイメージを共有する
レッスン8 ステップ② 障害・強みを知る
①障害・強みを質問で引き出す
②障害・強みは行動への第一歩
③「障害」を聴き出すコツ
④「強み」を聴き出すコツ
レッスン9 ステップ③ 戦略を練る
①相手を主役にして考えを引き出す
②複数の答えに順番をつける
③内容を具体的に落とし込む
④最後にまとめる
レッスン10 ステップ④ サポートする ⑤ 決断を促す
①相手が「してほしいこと」を聴き出す
②あなたが「できること」を示す
③応援するのもサポートのひとつ
決断のポイント
①ゴールや戦略を再確認する
②決意の言葉を促す
Let’s Try! よきサポーターとなって相手の背中を押そう
第3ステージ タイプ別コーチングにチャレンジしよう
レッスン11 4つのタイプを見極めよう
レッスン12 タイプ別攻略法① コントローラータイプ
①相手をコントロールしない
②相手に選択権を与える
③相手のやり方を否定しない
④結論から率直に話す
⑤「あなたは特別」と伝える
レッスン13 タイプ別攻略法② プロモータータイプ
①相手の自主性やアイデアを尊重する
②話を脱線させない
③楽しいイメージをもたせる
④思い切りほめてその気にさせる
レッスン14 タイプ別攻略法③ アナライザータイプ
①ゴールや戦略を具体的に決める
②データを十分に提供する
③沈黙しても急かさない
④納得しているか配慮して信頼関係を築く
⑤ほめ言葉よりも事実を伝える
レッスン15 タイプ別攻略法④ サポータータイプ
①「人のため」を動機づけにする
②役に立っていることをほめる
③あなたの気持ちを伝える
④相手の本心を聴き出す
⑤NOと言える環境をつくる
⑥メンタルケアに留意する
第4ステージ プラスαのスキルを磨こう
レッスン16 面談前の環境づくり
①面談前は用事を中断する
②話しやすい位置に座ってもらう
③自分の服装に配慮する
④相手に合わせてリアクションする
レッスン17 電話・FAX・メールでの継続フォロー
①事前に日時を決めておく
②最初に所要時間を告げる
③テーマを絞り込んでシンプルに話す
④見えない分、傾聴して感情を読みとる
⑤次回の宿題を決める
レッスン18 アンカリングのスキルで途中経過を見直す
①現在の到達点を明確にする
②うまくいかない原因をつきとめる
③ゴールや戦略を見直す
レッスン19 5分間のクイック・コーチング
①時間を共有する
②テーマをひとつに絞り込む
③プロセスを省略する
④行動に焦点をあてた質問をする
レッスン20 コーチング式カルテの書き方