書名 |
筋萎縮性側索硬化症マニュアル決定版! ALSマニュアル決定版! |
---|---|
筆頭著者 |
中島 孝・監(国立病院機構新潟病院副院長) |
その他著者等 |
月刊「難病と在宅ケア」編集部 |
出版社名 |
日本プランニングセンター |
ISBNコード |
ISBN978-4-86227-008-5 |
発行年 |
2011年3月 |
判型 / 頁数 |
A4判 / 400頁 |
分類 |
臨床医学系/脳神経・神経内科学 |
価格 |
定価1,980円(本体1,800円 税10%) |
■厚生労働省 難治性疾患克服研究事業
「特定疾患患者の生活の質(QOL)の向上に
関する研究班」の主要メンバーが総力を
挙げて、現時点での筋萎縮性側策硬化症の
最新情報を網羅してあります。
●月刊雑誌『難病と在宅ケア』の既刊分からマニュアル
として重要な執筆記事や患者ドキュメント取材記事を
網羅してあります。
●基礎研究者から専門臨床医、在宅医療に関わる
すべての医師が執筆。
●近年話題のALSの概論・検査・診断・治療・遺伝・
リハビリテーション・在宅医療・看護の全16部門別に
各専門家が執筆しておられます。
●医師だけでなく、OT/PT/看護/SMWからの
患者家族の具体的な在宅療養ノウハウがマニュアル化
されています。
■第1部:治療情報
今後の治療への展望
■第2部:痛みに対処
ALSの痛みについて
痛みとその対処
■第3部:入浴問題
看護する側からの入浴ノウハウ
■第4部:コミュニケーション
できることを活かす継続的支援
スイッチの適合事例
眼球の動きだけで意思の伝達
ロックドインのコミュニケーション
スピーチカニューレの具体的使い方
■第5部:呼吸療法
呼吸療法の誤解を解く
呼吸補助療法
NIPPV療法の導入
NIVと気管切開の人工呼吸器を導入する時期
いざというときのアンビュー使用上の智恵
在宅療養中に遭遇したさまざまな事例
HMV患者のリスクマネージメント
普通の人生だけでなく また新しい人生がある
キカイで生きるということ
人工呼吸器のトラブル防備法
低圧間欠型吸引器の使用体験記
NPPVの看護
人工呼吸器の点検とメンテナンス
最新の排痰機器と手技
■第6部:嚥下障害対策
摂食・嚥下障害の対策
今日から実践 在宅でできる嚥下摂食リハビリ
胃瘻と気管切開
PEGと経管栄養剤の使い方
嚥下障害に対する喉頭気管分離術の有用性
より長く安全に経口摂取するために
■第7部:口腔ケア
在宅療養における口腔ケア
ある患者の口腔ケア奮戦記
難病患者の口腔ケア
在宅患者さんの口腔ケアの取り組み
■第8部:食事療法
胃瘻から半固形食短時間摂取法
温かい食事で体を温める
長期療養者の栄養療法
在宅経管栄養のトラブル解決法
嚥下障害者の食事内容と市販食品の利用
■第9部:リハビリテーション
私のリハビリテーション奮闘記
家庭で出来るリハビリテーション
在宅における座位保持
介護ベッドとベッド周辺福祉用具
呼吸理学療法
■第10部:訪問看護・介護
米国の神経筋疾患療養者のケース
世界でも珍しい出産
高知のお山の介護人
重度拘縮をどう ほぐしていくか
「自宅で過ごしたい」という願いに応えて
在宅神経難病療養者への経済的影響
患者とヘルパーが自信と誇りを持てる職場づくり
在宅でのトラブル事例と対策
米国の診療とケア
■第11部:感染予防
在宅人工呼吸器装着中のケアケアと感染予防
人工呼吸器利用者の感染予防
感染予防と吸引排痰ケア
呼吸器感染症における抗菌薬療法
■第12部:環境改善
試行錯誤の様々な福祉機器
在宅人工呼吸器患者の費用と必要な住宅設備
環境制御装置で300回のナースコールが激減
介護する家族が手作りした交流の場
住みやすく介護しやすく楽しい家を工夫
■第13部:地域ネットワーク
インターネットを利用した在宅療養支援
唯一パソコンを頼りに情報収集
若者をも惹きつける人柄で在宅10周年
明日を支援できる施設を
生き甲斐を体現する
私を通じて経験を重ねて
高品質を理念にアセスメントを行う
発信する 行動する 仕事をする
24時間ヘルパー派遣の取り組み
在宅が破綻しても施設が受け皿になる
制度を賢く活用して在宅で一人暮らし
アイデアいっぱいの町居学校
介護者育成への実験台になって
一人暮らしのメリット・デメリット
医学生・看護学生を介護人に仕立てる
我が家の吸引とヘルパーさん
沖縄野草茶の使用経験
在宅難病患者訪問診療事業の現場
■第14部:災害対策
家族からの発信を どう受け止めるか
中越地震の災害を踏まえた取り組み
あの日 あの時あの一瞬 全てが壊れる
患者の立場から
■第15部:レスパイト
家庭の愉しみを味あわせる施設
安心・安全の24時間看護
在宅患者の一時入院
■第16部:緩和ケア
ALS患者の尊厳と人権
終末期のケア
呼吸器を選ぶ人 選ばない人 -100人の印象から-
家族愛の柵から人工呼吸器を
呼吸器をつけないことを選んだ父
気管切開を選ばぬ理由
ALS患者と尊厳死
人工呼吸器の中止を巡って
意思の疎通が出来なくなったら
侵襲的人工呼吸療法を選択しない方の緩和ケア