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書名

肥満の疫学

原著者

Frank B. Hu

筆頭著者

小林身哉・他監訳(金城学院大学教授)

その他著者等

八谷 寛・小林邦彦

出版社名

名古屋大学出版会

ISBNコード

ISBN978-4-8158-0644-6

発行年

2010年10月

判型 / 頁数

B5判 / 492頁

分類

社会医学系/衛生・公衆衛生

価格

定価10,450円(本体9,500円 税10%)

内容

世界的に肥満が蔓延する中、わが国でも肥満やメタボリックシンドロームの急増に警鐘が鳴らされている。肥満の疫学研究について解説するとともに、肥満が社会に及ぼす影響や肥満の原因、肥満が関わる疾患について現在の知見を集約した待望の書。肥満の研究・予防・治療に携わる人に。

目次

第Ⅰ部 研究デザインと調査方法

第1章 肥満疫学への序説

第2章 肥満者割合推移に関する記述疫学

第3章 肥満研究における分析疫学研究のデザイン

第4章 疫学研究結果の解釈と肥満研究における原因の推論

第5章 体脂肪蓄積と体組成の測定

第6章 食事調査法

第7章 身体活動の測定方法

   第Ⅱ部 肥満の影響に関する疫学研究

第8章 肥満がもたらす代謝の病態

第9章 肥満と心血管疾患

第10章 肥満とがん

第11章 肥満と死亡率

第12章 肥満と健康に関する生活の質

第13章 肥満の及ぼす経済コスト

   第Ⅲ部 肥満の要因の疫学研究

第14章 食事、栄養と肥満

第15章 身体活動、座位生活と肥満

第16章 睡眠不足と肥満

第17章 肥満の社会的規定因子

第18章 代謝性・内分泌性の肥満予測因子

第19章 肥満の発生期発達期起源

第20章 小児期肥満の原因とその影響

第21章 肥満をひき起こす遺伝的予測因子

第22章 遺伝子と環境の交互作用と肥満

補 章 日本における肥満の疫学