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書名

参加観察法入門

筆頭著者

田中美恵子・他監訳

その他著者等

ジェイムズ P. スプラッドリー 著/麻原 きよみ 監訳

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-01050-4

発行年

2010年8月

判型 / 頁数

A5判 / 272頁

分類

基礎看護/基礎看護学/教科書

価格

定価3,300円(本体3,000円 税10%)

内容

参加観察法の教科書・参考書として長年にわたって広く使われている名著の翻訳。初心者向けにわかりやすく書かれており、エスノグラフィーの手順が段階を踏んで楽しく学んでいけるように構成されている。参加観察法の入門書として最適の書。

目次

 監訳者まえがき
 序
 謝辞

第1部 エスノグラフィー研究
 第1章 エスノグラフィーと文化
  1.文化
  2.文化について推論をする
 第2章 何のためのエスノグラフィーか
  1.人類を理解すること
  2.人類への奉仕としてのエスノグラフィー
  3.倫理原則
 第3章 エスノグラフィー研究のサイクル
  1.エスノグラフィーの調査計画を立てる
  2.エスノグラフィーの質問をする
  3.エスノグラフィーのデータを収集する
  4.エスノグラフィーの記録をつける
  5.エスノグラフィーのデータを分析する
  6.エスノグラフィーを書く

第2部 段階的研究手順法
 ステップ1 社会的状況を定める
  1.社会的状況
  2.選択の基準
 ステップ2 参加観察を行う
  1.普通の参加者と参加観察者の違い
  2.参加のタイプ
 ステップ3 エスノグラフィーの記録をつける
  1.エスノグラフィーの記録と言語の使用
  2.フィールドノートの種類
 ステップ4 記述的観察をする
  1.エスノグラフィーの研究の単位
  2.記述的観察の種類
  3.記述的質問のマトリックス
 ステップ5 領域〈ドメイン〉分析をする
  1.エスノグラフィーの分析
  2.文化的領域〈ドメイン〉
  3.領域〈ドメイン〉分析のステップ
 ステップ6 焦点化観察をする
  1.エスノグラフィーの焦点の選択
  2.焦点化観察
 ステップ7 分類分析をする
  1.タキソノミー
  2.分類分析
 ステップ8 選択的観察をする
  1.インタビューと参加観察
  2.対比的質問
  3.選択的観察
 ステップ9 構成要素分析をする
  1.構成要素分析
  2.構成要素分析のステップ
 ステップ10 文化的テーマを発見する
  1.文化的テーマ
  2.テーマ分析のための方略
 ステップ11 文化的な目録をつくる
  1.文化的領域〈ドメイン〉のリストをつくる
  2.分析された領域〈ドメイン〉のリストをつくる
  3.スケッチした図を集める
  4.テーマのリストをつくる
  5.例の目録
  6.組織化する領域〈ドメイン〉の明確化
  7.索引または目次をつくる
  8.雑多なデータの目録
  9.追加調査の可能性
 ステップ12 エスノグラフィーを書く
  1.翻訳のプロセス
  2.エスノグラフィーを書くためのステップ

付録
 付録A 段階的研究手順法(DRSメソッド)
 付録B 段階的研究手順法(DRSメソッド)における書くための課題

 文献
 索引