書名 |
在宅医療 ―午後から地域へ ≪日本医師会生涯教育シリーズ≫ |
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筆頭著者 |
林 泰史・他監・編 |
その他著者等 |
日本医師会 編・発行/黒岩 卓夫 監修・編集/野中 博 監修・編集/三上 裕司 監修・編集/太田 秀樹 編集協力 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-01052-8 |
発行年 |
2010年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 352頁 |
分類 |
臨床医学系/その他/治療一般 |
価格 |
定価6,050円(本体5,500円 税10%) |
在宅医療の考え方から、制度を含めた実践的な知識、効率的な連携の方法など、第一線で活躍する医師が、自らの経験をもとにした本物の知識と技術をわかりやすく解説。在宅医療とは何か? どう始めて、どう軌道に乗せるのか? 使える制度・サービスは何か? 各章をたどることで、在宅医療の今とこれからが見える。自治体・医師会、病院、診療所における実践例も豊富に収載。
●カラー口絵
1.ある在宅患者の一日
2.ある在宅医の一日
3.あるグループ訪問チームの一日
4.連携システム図
序
刊行のことば
監修・編集のことば
監修・編集・執筆者紹介
I 在宅医療の理念・必要性(過去・現在・未来)
在宅医療の理念・必要性(過去・現在・未来)
II ケースで見る在宅医療
ケースで見る在宅医療─標準編 脳出血後遺症の在宅医療
ケースで見る在宅医療─連携編
ケースで見る在宅医療─終末期編
III さあ訪問診療(往診)へ
往診時の持ち物
患者・家族とよく話し合おう
訪問看護ステーションとの連携─訪問看護ステーションの立場から
訪問看護ステーションとの連携─医師の立場から
歯科医師との連携─歯科医師の立場から
歯科医師との連携─医師の立場から
薬局(薬剤師)との連携─地域の在宅医療に携わる薬剤師の立場から
薬局(薬剤師)との連携─生活機能と薬剤管理について
介護保険サービスとの連携─無床診療所の立場から
介護保険サービスとの連携─在宅医療を担う有床診療所の機動的な役割
在宅療養支援診療所─在宅医療専門医の立場から
在宅療養支援診療所─外来診療と在宅医療を両立する立場から
IV 在宅医療のアプローチ
在宅における栄養管理
経管栄養(胃瘻・腸瘻),経静脈栄養,PEG
排泄障害─排便と排尿
在宅酸素療法,人工呼吸器,気管切開
在宅リハビリテーション
在宅小児医療
感染予防と管理
在宅における輸血
がんの緩和ケア
非がん疾患の緩和ケア
終末期医療─死の受容
在宅医療とIT
死亡診断書
虐待対応
離島での在宅医療
災害時の在宅医療支援
V 病態別・疾患別の在宅医療
慢性呼吸不全
心不全
腎不全
脳血管障害後遺症
運動器障害
褥瘡
神経難病
認知症
精神疾患・うつ・せん妄の在宅医療
老年症候群
高次脳機能障害
嚥下障害
脊髄損傷
脳性麻痺などの先天性疾患
VI 注意すべき病態の急変とその対応
脱水
呼吸困難
意識障害
体温の異常
嘔吐
腹痛
外傷
VII 在宅医療と診療報酬
在宅医療にかかわる診療報酬─在宅医療点数一覧表
運営面・経営面からみた在宅医療診療所
VIII 在宅医療と介護保険制度
介護保険制度の理念
介護保険サービスとその活用方法
IX 在宅医療に取り組んでいる事例の成果と課題
自治体・医師会が中心となって取り組んでいる事例
鶴岡地区医師会:ITネットワークを用いた医師会主導による
医療介護関連多職種間情報共有化の実現
焼津市医師会:医師会共同利用施設を拠点とした在宅医療支援
板橋区医師会:独居率の高い大都市高層団地群の医療介護モデル
尾道市医師会:開業医の機動力を示す地域医療連携・カンファレンス
長崎市医師会:ITネットワークを用いた地域情報共有化の実現
病院が中心となって取り組んでいる事例
東京女子医科大学八千代医療センター外科:在宅医療における大学病院の支援体制
要町病院・要町ホームケアクリニック:在宅療養連携病院としての役割
四国がんセンター:がんの連携
天本病院:天本病院を中心とした包括的地域ケア体制
すみだ医師会と東京都リハビリテーション病院:リハサポート医体制の確立
診療所が中心となって取り組んでいる事例
宮坂医院:都市部における一般的な在宅医療,医師間の地域連携
こだまクリニック:認知症への取り組み
桜新町リハビリテーションクリニック:在宅リハビリテーションを中心に
城西神経内科クリニック:ALSへの取り組み
緩和ケア診療所・いっぽ:在宅がん緩和ケア
尾呂志診療所:農村部僻地における在宅医療
あざいリハビリテーションクリニック:訪問看護を核とした在宅医療
あおぞら診療所:地域連携に取り組む複数医師体制の診療所として
索引