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書名

特異的発達障害診断・治療のための実践ガイドライン ―わかりやすい診断手順と支援の実際

筆頭著者

特異的発達障害の臨床診断と治療指針作成に関する研究チーム・編

出版社名

診断と治療社

ISBNコード

ISBN978-4-7878-1781-5

発行年

2010年6月

判型 / 頁数

B5判 / 148頁

分類

臨床医学系/小児科学

価格

定価4,180円(本体3,800円 税10%)

内容

特異的読字障害・特異的算数障害の診断用検査シートと詳細な解説から成るガイドライン.特異的発達障害を的確に判断・支援できる

目次

I章 特異的読字障害

A 診断手順
    診断手順概要
    読み書きの症状チェック表
    サマリーシート
    ①単音連続読み検査
    ②単語速読検査
    ③単文音読検査
    健常児データ
B 定 義
    ①学習障害の定義
    ②読字障害の定義
    ③本書における用語表現について
C 病 態
    ①発生機序の仮説
    ②読字障害関連遺伝子
    ③機能障害部位
D 疫 学
    ①アルファベット語圏における有病率の推定
    ②性差について
    ③書字表出障害,算数障害およびADHDとの関係
    ④わが国における有病率の推定
E 臨床症状
    ①発達性ディスレクシアの症状
    ②発達性ディスレクシア以外の読字障害
    ③文字を書く
    ④臨床経過
F 診断・評価および検査法
    ①診断・評価
    ②検査法
G 治療的介入
1.大阪LDセンター方式
2.鳥取大学方式
3.東京学芸大学方式
H 併存症・二次障害
    ①総 論
    ②読字障害に対する有益な支援~併存症・二次障害の観点から
    ③ADHD合併例の特徴とその支援
    ④広汎性発達障害児に認められる特異的発達障害
I 成人例の特徴
    ①成人領域におけるディスレクシア(読字障害)の評価法
    ②成人のディスレクシアの様相
    ③支援のあり方とコーピング

II章 特異的算数障害

A 診断手順
    診断手順概要
    ①算数障害の症状評価のための課題
    ②算数思考課題
    健常児データ
B 概論と支援の実際
    ①定 義
    ②臨床特徴
    ③検 査
    ④指導の実際
    ⑤臨床経過

プラスワン
 わが国でのDYX1C1遺伝子変異スクリーニング検査の現況
 脳機能障害部位に基づく読字障害のサブタイプ:日本人小児における研究
 大細胞系(magnocellular system)機能とマグノVEP
 仙台市の小学校児童におけるSRD有病率の推定
 教育現場との連携の実際
 併存症・二次障害の予防へむけての課題
 ADHD症状と読字困難との関連
 岡山大学小児神経科の調査
 特別支援教育の法律・制度

トピックス
 Williams症候群における学習のつまずきと支援の実際

索 引