書籍検索結果 詳細表示

書名

医療現場の暴力と攻撃性に向き合う ―考え方から対処まで

原著者

Linsley P

筆頭著者

池田明子・他監訳

その他著者等

出口 禎子 監訳

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-00811-2

発行年

2010年2月

判型 / 頁数

A5判 / 256頁

分類

基礎看護/看護管理・看護教育/看護管理・経営学

価格

定価2,860円(本体2,600円 税10%)

内容

暴力や攻撃性に関する理論的な説明をもとに、対策のための具体的なポイントを幅広く紹介。暴力の問題に「どう取り組んだらいいのか?」を知るための1冊。

目次

第1章 暴力と攻撃
 はじめに/暴力と攻撃の定義/攻撃のもつ多様な形態/
 攻撃者の分類/ヘルスケアにおける攻撃的行為/
 ヘルスケアの現場における暴力と攻撃の発生状況/
 暴力と攻撃がスタッフに与える影響/影響を与える要因

第2章 攻撃に関する諸理論
 はじめに/攻撃に関する生物学的理論/攻撃に関する心理社会的理論/
 認知理論/敵意的攻撃と道具的攻撃/怒りの役割

第3章 暴力と攻撃の管理:リスクの軽減と防止
 暴力と攻撃への対処/業務上の安全システム/監査/スタッフとの相談/
 個人のリスクアセスメントに焦点を当てる/リスクマネジメント/
 予防/報告/環境因子/効果的なチームワーク/保護的な業務管理システム

第4章 攻撃的なインシデントの管理
 暴力のリスクへの認識/切迫した攻撃の警告となる手がかりの認識/
 即座の対応/攻撃的なインシデントの阻止:攻撃のサイクル/介入/
 攻撃的な人への対応/攻撃的な人と話す:非言語的コミュニケーション/
 境界/ボディゾーン/侵入/面接/攻撃的な人へのさらなる対応

第5章 スタッフサポート
 インシデント後のサポート/コーピングの方法/暴力と攻撃への対応/
 攻撃を受けた後のフォロー/クリニカルスーパービジョン/
 ストレスと心理的バーンアウト/スタッフサポート:開発と教育

第6章 特に考慮すべきこと:地域におけるケア
 地域における業務/「バディシステム」の活用/携帯電話の活用/
 携帯アラーム/車での訪問/クライアントの移送/個人宅への訪問/
 動物/組織的な要因/家庭訪問(よい実践例)

第7章 特に考慮すべきこと:ジェンダー,暴力,健康,ヘルスケア
 はじめに/一般的な事実と概観/氏か育ちか/
 フェミニズム,男性性,権力/暴力と虐待/行動の指針/女性の健康/
 子どもの健康/「男性主流」サービス/ヘルスケアの現場における暴力/
 訓練と発展/結論

第8章 特に考慮すべきこと:法的問題
 はじめに/法令/刑法/判例法または慣習法/民法/起訴/
 裁判所/過失/自己防衛/患者または個人の拘束/治安妨害/
 1975年 性差別法および1976年 人種関連法/1986年 公共秩序法/
 1997年 ハラスメント防止法/安全衛生に関する法令/ゼロ・トレランス/
 2005年 精神能力法/1998年 犯罪および秩序違反法

索引