書名 |
自殺予防の実際 |
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筆頭著者 |
高橋祥友・他編(防衛医科大学校防衛医学研究センター行動科学研究部門 教授) |
その他著者等 |
竹島 正(国立精神・神経センター精神保健研究所自殺予防総合対策センター長) |
出版社名 |
永井書店 |
ISBNコード |
ISBN978-4-8159-1848-4 |
発行年 |
2009年9月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 306頁 |
分類 |
臨床医学系/精神神経科学/精神医学 |
価格 |
定価6,600円(本体6,000円 税10%) |

多要因的現象である自殺を、メディカルモデルとコミュニティモデル・事前対応、危機介入、事後対応・ライフサイクルと自殺,の視点からその実態に迫り,予防策を考える.

I.自殺についての基礎知識
1■自殺の実態:日本と世界の自殺
2■自殺対策基本法
3■自殺の危険因子
4■心理学的剖検
II.ライフステージと自殺
1■児童・青年期の自殺
2■成人期
3■老年期
III.メディカルモデルとコミュニティモデル
1■メディカルモデルとコミュニティモデル
2■コミュニティメンタルヘルスと自殺予防
3■精神科医療と一般医療の連携
IV.プリベンション
1■地域における自殺予防教育
2■学校における自殺予防教育
3■職場における自殺予防教育
4■自殺予防教育の適用と限界
V.インターベンション
1■自傷と自殺のアセスメントとマネジメント
2■救急の場におけるインターベンションの原則と実際
3■自殺の危険の高い患者に対する長期治療
4■自殺の危険の高い患者への精神療法の原則
VI.ポストベンション
1■遺された人(遺族・知人)の反応
2■遺された人々のケア
3■子どもの自殺とCRT
VII.トピックス
1■群発自殺
2■マスメディアと自殺報道
3■インターネットと自殺
4■いのちの電話における自殺予防
5■過労自殺
6■多重債務と自殺
7■自殺予防と法制度
8■マイノリティと自殺
9■自殺行動に関する精神生物学的研究
10■自殺予防対策の政策決定プロセス
11■自殺予防に携わる援助者の支援体制