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書名

パーキンソン病診療Q&A110

筆頭著者

水野美邦・編著

その他著者等

久野貞子/望月秀樹/大熊泰之/高橋一司/今井壽正/水野美邦/黒岩義之/田久保秀樹/坪井義夫/篠遠 仁/大塚美恵子/蕨 建夫/濱田 毅/濱田啓子/木村珠喜/織茂智之/永山 寛/犬塚 貴/三輪英人/木村 隆/水田英二/水谷智彦/武藤多津郎/武田 篤/田中 真/服部信孝/橋本隆男/水澤英洋/宮嶋裕明/梶 龍兒/山本光利/亀山 隆/伊藤和則/渥美哲至/中島 誠/豊島 至/長谷川康博/服部達哉/服部優子/荒木信夫/横地正之/植木 彰/橋本しをり/深澤俊行/岡山健次/徳田隆彦/林 理之/山田人志/永井将弘/井上聖啓/高橋裕秀/野元正弘/高橋良輔/千葉 進/鈴木則宏/村田美穂/大崎康史/小野寺 宏/内山 剛/長岡正範/鈴木正彦/宇川義一/鎌倉惠子/長谷川一子/久保紳一郎/河野 豊/下濱 俊/横地房子/片山容一/深谷 親/吉井文均/川嶋乃里子/持尾聰一郎/石川光紀/澤田秀幸/野村哲志/宮本智之/平田幸一/立岡良久/野川 茂/山田達夫/柏原健一/東海林幹夫/森 秀生/森 悦朗/中島健二/山田正仁/山根清美/菊地誠志/長谷川泰弘/饗場郁子/吉田一人/佐藤信行/内藤 寛/梁 正淵/前田哲也/家田俊明/平山正昭/河村 満/狭間敬憲/大生定義/林 明人/紀平為子/平澤基之/藤本健一/村松慎一/根来 清/冨山誠彦/

出版社名

中外医学社

ISBNコード

ISBN978-4-498-12864-4

発行年

2009年10月

判型 / 頁数

B5判 / 366頁

分類

臨床医学系/脳神経・神経内科学

価格

定価9,460円(本体8,600円 税10%)

内容

パーキンソン病診療の際,日常的に遭遇する疑問について,この領域の専門家が回答するQ&A形式のハンドブック.診察室ですぐに役立つ,パーキンソン病診療,座右の書.

目次

目 次

1.診断,症候,鑑別診断
 Q1. パーキンソン病らしいと診断して治療を開始したいとき,どんな症状に注意すればほぼ正しく診断できますか? MRIなどの検査をせずに,治療をはじめても大丈夫ですか?〈久野貞子〉2
 Q2. パーキンソン病と多系統萎縮症は鑑別困難といわれますが,診察所見である程度見当づけることができるとしたら,どのような症状に注目すればよいですか?〈望月秀樹〉5
 Q3. 多系統萎縮症では,手にminipolymyoclonusがしばしばみられて診断に役立つと聞いたことがあります.姿勢振戦とどう区別したらよいでしょうか? またパーキンソン病や進行性核上性麻痺でもみられることがありますか?〈大熊泰之〉7
 Q4. Parkinsonian phenotypeのPSPがあると聞いたことがあります.どのような症状でくるのでしょうか? パーキンソン病と臨床的に区別できますか?〈高橋一司〉10
 Q5. 純粋無動症の臨床症候について教えてください.また PSP との関係を説明してください.〈今井壽正〉14
 Q6. パーキンソン病と症候性パーキンソニズムの臨床的鑑別で,歩行がbroad baseになるかどうかが,かなり役立つと聞いたことがあります.どう役立つのか説明してください.〈水野美邦〉16
 Q7. Essential tremorで長くみていて最近76歳になる患者さんが,動作緩慢,すり足歩行,後方突進などパーキンソン病のような症状をだしてこられました.このようなことはときどきあるのでしょうか? これは合併なのでしょうか?〈黒岩義之〉18
 Q8. パーキンソン病のふるえと本態性振戦のふるえを鑑別する方法として,姿勢をとったときre-emergent tremorがあるかどうかが鑑別に役に立つと聞いたことがあります.これはどのようなtremorなのでしょうか?   〈田久保秀樹〉21
 Q9. 本態性振戦とパーキンソン病の関係について教えてください.〈坪井義夫〉23
 Q10. 本邦ではドパミントランスポーターのイメージングが許可になっていないのですが,これがないことで我々が何か鑑別診断に困ることはありますか? またPETやドパミントランスポーターのSPECTでパーキンソン病と多系統萎縮症あるいは進行性核上性麻痺とを鑑別できるでしょうか?   〈篠遠仁〉26
 Q11. パーキンソン病のsubtypeにtremor-dominant typeとpostural instability-gait disturbance typeがあると聞いたことがあります.具体的にどのようにして分けるのでしょうか?〈大塚美恵子〉29

 Q12. Camptocormia とはどのような状態をいうのでしょうか? またこのような患者さんをみた場合,多系統萎縮症をまず考えるべきなのか,それともパーキンソン病を考えるべきなのかどちらでしょうか?〈蕨建夫〉31
 Q13. 頭が強く前屈して顎が胸につきそうになった患者さんをときどきみますが,このような状態は何とよべばよいのでしょうか? またこのような患者さんをみた場合,まず多系統萎縮症を考えるべきなのか,パーキンソン病を考えるべきなのかどちらでしょうか?〈濱田毅〉33
 Q14. Pisa症候群という言葉を聞いたことがあります.具体的にどのような状態をさすのでしょうか? また原因疾患は何が多いのですか?〈濱田啓子〉35
 Q15. Camptocormia,dropped head,Pisa症候群などの異常姿勢はなぜ起きるのでしょうか? また何か有効な治療法はありますか?〈木村珠喜〉37
 Q16. 心筋のMIBG心筋シンチグラフィーがパーキンソン病の鑑別診断に有用と聞きました.どのように有用なのでしょうか?〈織茂智之〉40
 Q17. 多系統萎縮症の画像診断で,進行例では線条体や橋の特有な変化がみられますが初期はどうなのでしょうか? 最初に現れる変化は何でしょうか?また途中で画像が変化することはありますか?〈永山寛〉44
 Q18. PSPの診断に有用な画像変化がありましたら教えてください.〈犬塚貴〉46
 Q19. 最近transcranial ultrasoundの有用性がいわれていますが,どのようなものですか? パーキンソニズムの鑑別に役立ちますか?〈三輪英人〉49
 Q20. パーキンソン病の重症度評価に使うHoehn and Yahrの重症度分類を説明してください.〈木村隆〉52

2.病因,発症機序,病態生理

3.発症早期の治療

4.進行期の治療

5.非運動症状

6.その他

索 引359