書名 |
街を歩く神経心理学 ≪神経心理学コレクション≫ |
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筆頭著者 |
高橋伸佳・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-00644-6 |
発行年 |
2009年7月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 200頁 |
分類 |
臨床医学系/脳神経・神経内科学 |
価格 |
定価3,300円(本体3,000円 税10%) |

見慣れた風景や道も、脳機能の障害にかかれば未知の迷路と化す。こうした「街並失認」にみられる症例をもとに、地理的失見当識の起こるメカニズムを探求する初めての書。

まえがき
第1章 道を覚える
1.見える範囲と見えない範囲
2.道の歩き方
3.方向感覚と方向音痴
4.地理的障害
第2章 街の顔がわからない-街並失認
1.歴史的背景
2.街並失認との出会い
3.街並失認の症候と病巣
4.熟知視覚像の失認
第3章 方角がわからない-道順障害
1.歴史的背景
2.道順障害との出会い
3.道順障害の症候と病巣
4.非典型例
第4章 神経機能画像研究
1.地理的機能に関する機能画像的アプローチ
2.街並失認のイメージング
3.道順障害のイメージング
第5章 「街を歩く」ための脳内機構
1.地理的障害の解剖学
2.地理的記憶の貯蔵庫はどこか
A.街並の記憶貯蔵
B.道順の記憶貯蔵
3.「街を歩く」脳内機構
A.街並失認はなぜ起こるのか
B.道順障害はなぜ起こるのか
C.まとめ:街を歩く脳内機構
文献
索引