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書名

保健指導・患者指導のための 行動変容 実践アドバイス50 ≪「行動変容」シリーズ≫

筆頭著者

松本千明・著

出版社名

医歯薬出版

ISBNコード

ISBN978-4-263-23528-7

発行年

2009年6月

判型 / 頁数

A5判 / 126頁

分類

臨床看護/保健・助産/保健

価格

定価1,980円(本体1,800円 税10%)

内容

●対象者の「やる気」を引き出す基本的な考え方や,「こういう場合は,このように働きかけてみては?」といった,具体的・実践的な方法や工夫について,50コラムにまとめた.
●行動変容を促す指導をする上で,働きかけの“引き出し”を増やすための「ワンポイント・アドバイス」集.
●講演で出会った多数の指導スタッフから受けた質問を含め,平易・簡潔に収載.

【こんなアドバイスが満載!】
● 説得力のある指導とは?
● 信頼関係を早く築くには?
● コミュニケーションの3つの技術
●「危機感をあおる」のは本当に効果的か?
●「やらなくては」から「やりたい」へ
●「やらずじまい」で終わる理由
● 対象者の「深いニーズ」を探る
● 一度に変える生活習慣の数
● なぜあの人はストレスに強いの?
●「セルフ・コントロール力」を高める

目次

【総論】
 「やる気」を引き出す考え方の基本
 生活習慣を変えるということは?
 行動変容は5つのステージを通る
 押し売りになってはダメ
 対象者に合わせる
 自分だったらどうしてほしいか?
 日常生活の中でできることを
 説得力のある指導とは?
 時間を有効に使う
 あなたはどんな指導を目指しますか?
【対象者とその関係について】
 指導は対象者との関係性
 対象者の視点で考える
 十人十色の対象者
 対象者の考えには理由がある
 信頼関係を早く築くには?
【コミュニケーションについて】
 コミュニケーション・スキルも重要
 コミュニケーションの3つの技術
 「何をどう伝えるか」が大事
 コミュニケーションは言葉だけじゃない
 対象者がスタッフから受けるイメージ
【実践場面】
 <禁煙1 喫煙者のAさんに禁煙を勧める場合>
 「危機感をあおる」のは本当に効果的か?
 「トライ」と「成功」の違い
 「不協和音」はしっくりこない
 行動変容を妨げるもの
 「競争相手」に勝たなくては
<禁煙2 喫煙者のBさんに禁煙を勧める場合>
 「開いた質問」と「閉じた質問」
 「やらなくては」から「やりたい」へ
 今までのことも聞いてみる
 対象者の考えを点数化する
 対象者の点数に合わせて働きかける
<運動1 メタボリックシンドロームのCさんに運動を勧める場合>
 「やらずじまい」で終わる理由
 なぜ「自信」がないの?
 「成功経験」が「自信」につながるとは限らない
 対象者の「ニーズ」をつかまえる
 対象者の「深いニーズ」を探る
<運動2 肥満と2型糖尿病のDさんに運動を勧める場合>
 行動変容の必要性
 何のためだったら「やる気」になるの?
 一度に変える生活習慣の数
 無理をしてはダメ
 「行動目標」に重点を置く
<間食1 メタボリックシンドロームのEさんに間食を控えることを勧める場合>
 分かっちゃいるけど,なかなか……
 「成功事例」を活用する
 対象者は何に価値を置いているか?
 なぜあの人はストレスに強いの?
 ストレスとうまくつき合う
<間食2 肥満と2型糖尿病のFさんに間食を控えることを勧める場合>
 「セルフ・コントロール」力を高める
 記録をつけることのメリット
 「やりがい」を感じてもらう
 「満足感」を感じてもらう
 家族からのサポートの効用
【まとめ】