書名 |
DVD+BOOK 退院支援、べてる式。 |
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筆頭著者 |
川村敏明・他監 |
その他著者等 |
向谷地 生良 監 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-00756-6 |
発行年 |
2008年11月 |
判型 / 頁数 |
四六変型 / 120頁 |
分類 |
看護その他 |
価格 |
価格4,180円(本体3,800円 税10%) |
「え、患者さんが良くなったら退院じゃないんだ」「うん、退院すると患者さんは良くなるんだって(笑)」――過疎・赤字・人手不足という過酷な環境のなかで、130床を60床に減らした浦河赤十字病院。「問題だらけ」だからこそできた逆説的ノウハウを一挙公開! 事件は何も起こらないけれど、静かな感動を呼ぶDVD77分+テキスト120ページ。
[DVD編](77分)
I 130床から60床へ
II 浦河流退院プログラム
III 退院支援は質より量
IV 37年ぶりの退院
[テキスト編](120ページ)
まえがき
「べてるの家」とは
浦河における精神保健福祉に関連した社会資源
第I部 ここがポイント! 退院支援
1 「当事者主権」の退院支援
1 精神科病床が増えた時代
2 当事者主権とは
3 転院させることなく地域へ
2 テーマのある入院をしよう
1 「もう死にますから」「はい、わかりました」
2 「ふわふわ」から現実へ
3 再入院は新たなスタートの準備
3 カンファレンスの主催者も当事者
1 中心にはいつも当事者がいること
2 援助者はどこに立つか
4 自分を助ける方法を身につける
1 練習すればなんとかなる――SST
2 研究すればなんとかなる――当事者研究
3 自分を助けるプログラム、6つのポイント
5 「飲まされるクスリ」から「飲むクスリ」へ
1 「服薬拒否」も自己対処のひとつ
2 苦情のひとつでもいえる処方を
3 飲み忘れても退院できる
6 活躍するピアサポーター
1 “仲間”という最強の味方
2 ピアサポーター、坂井さんの日々
3 37年間の入院生活を経て
7 どんなサービスが必要か
1 退院準備のための外出・外泊
2 さまざまな形の住居支援
3 当事者ニーズにもとづいたサービスを
8 地域移行、成功のカギとは
1 「それで順調!」といってみる
2 偏見や差別とはたたかわない
3 「何をするか」から「何をしないか」へ
4 人生いろいろ、退院もいろいろ
第II部 読むDVD 紙上完全再録
あとがきにかえて 向谷地生良氏に聞く