書名 |
これだけは知っておきたい精神科の身体ケア技術 |
---|---|
筆頭著者 |
美濃由紀子・編著 |
出版社名 |
|
ISBNコード |
ISBN978-4-260-00581-4 |
発行年 |
2008年5月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 320頁 |
分類 |
臨床看護/診療科・疾患/精神看護 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
「高齢化」と「身体合併症」――これが精神科の二大テーマであるといわれるほど、身体処置を必要とする精神疾患患者が激増している。しかしこれまで、身体ケア技術を“精神科の実態に即して”解説する本はなかった。イレウス・肺炎などの内科的処置、自傷・やけど・転倒転落の際の外科的処置、ECT・チューブ・点滴類などの扱い方を、“精神科ならでは”の具体例に即して解説していく。
はじめに-精神科「ならでは」「だからこそ」の身体ケア
I 自傷・事故の対処法
1 自傷
2 事故
3 精神科で必要な「一次救命処置法」
II 複雑なチューブ類の操作を確認
1 チューブ、カテーテル
2 点滴
focus 身体治療や処置を拒否する患者のケア
III 精神科で抜けがちな身体観察の基本
1 バイタルサインの見方
2 採血データの読み方
focus バイタルサイン測定の意味
IV 精神科でよく起こる「身体問題」にどう対処するか
1 イレウス
2 誤嚥性肺炎
3 糖尿病
4 肺血栓塞栓症
5 薬剤性錐体外路症状
6 悪性症候群
7 水中毒
8 アルコール離脱症候群/肝性脳症
9 褥瘡
10 白癬
11 電気けいれん療法(m-ECT)
索引
あとがき