書名 |
見て診て学ぶ 脳卒中の画像診断 ―画像診断法の基礎から臨床応用まで |
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筆頭著者 |
小川 彰・監(岩手医科大学学長・脳神経外科教授) |
出版社名 |
永井書店 |
ISBNコード |
ISBN978-4-8159-1811-8 |
発行年 |
2008年8月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 572頁 |
分類 |
臨床医学系/脳神経・神経内科学 |
価格 |
定価19,800円(本体18,000円 税10%) |
脳卒中の画像診断法の基礎的知識と臨床応用を,1,000点を超える画像データを駆使し,診断機器を的確に使用し,洞察力・判断力をも養えるよう解説する.
I.各種画像診断法の基礎知識
1 CT
1.CTの原理
2.単純CT、造影CT
3.CTA(64列MDCTを中心に)
4.A1d、CT灌流画像(CT perfusion)
5.Xe-CT
2 MRI
1.MRIの基礎知識
2.Conventional MR imaging
3.拡散強調画像
4.A2d、MR灌流画像(MR perfusion)
5.MRA、black blood MRI
6.拡散テンソルtractography
7.MRS
3 SPECT・PET
1.SPECT・PETの原理
2.定量画像解析法(ARG、DTARG、QSPECT)
3.統計画像解析法
4.定位定量的画像解析法、定位定性的画像解析
4 超音波
1.超音波の原理
2.頸動脈超音波検査―プラーク性状の評価
3.経頭蓋超音波検査(TCD)―MESの臨床の意義
4.経食道心臓エコー検査(TEE)
5.超音波造影剤の有用性
5 DSA
1.DSAの原理と実際の方法
2.Balloon test occlusionの基本
II.各種画像診断法の臨床応用
1 脳梗塞
1.分類
2.血栓溶解療法と画像診断
3.EC-ICバイパスと画像診断
4.CEAと画像診断
5.CASと画像診断
6.開頭減圧術と画像診断
7.出血性脳梗塞の画像診断
8.3T-MRIによる急性期脳梗塞の画像診断
2 脳出血
1.CT分類
2.MR所見
3.血腫除去術と画像診断(適応条件)
3 くも膜下出血(破裂脳動脈瘤)
1.CT分類、脳動脈瘤の分類
2.DSAか3D-CTAか
3.クリッピング術と画像診断
4.コイル塞栓術と画像診断
5.巨大脳動脈瘤に対するBTOの評価と画像診断
6.脳血管攣縮の画像診断
7.続発性正常圧水頭症の画像診断
4 脳動脈解離
1.頸部内頸動脈解離と画像診断
2.椎骨動脈解離と画像診断
5 脳動静脈奇形
1.分類
2.外科的摘出術と画像診断(Spetzler-Martin分類)
3.脳動静脈奇形に対するガンマナイフ治療
6 もやもや病
1.DSAとMRAによる病期分類
2.SPECTによる病期分類
3.虚血型小児もやもや病と画像診断
4.出血型成人もやもや病の画像診断
7 静脈洞血栓症
1.分類
2.上矢状静脈洞血栓症と画像診断
8 無症候性脳血管障害
1.MRIによる無症候性脳梗塞と白質病変の鑑別
2.T2*WIによる微小出血(microbleeds)