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書名

総合臨床医に役立つ 内科読本

筆頭著者

田村康二・著(立川メディカルセンター顧問・山梨医科大学名誉教授)

出版社名

永井書店

ISBNコード

ISBN978-4-8159-1812-5

発行年

2008年8月

判型 / 頁数

A5判 / 226頁

分類

臨床医学系/内科一般

価格

定価2,750円(本体2,500円 税10%)

内容

ちゃんと知っておきたいあの内科の常識.今さら聞けない内科の情報,そんな情報への解説をお届けします.読みやすく広く役立つ楽しい本.

目次

第1話 内科の常識

1 常識を考える
2 生理を学習する
3 「なんでぇー、嘘ォー、ホント、バカみたい」と言う、定型が崩れてきた時代だ
4 己の力で己の世界へ。それを自分で証明したら?
5 内科医に必要なのは高いEQだ
6 内科医にとって当たりまえでも、他科医には当たりまえではないことがある
7 内科診断学は虚学ではないか
8 「こんにちは」は声かけだ。それすら訓練がいる
9 五感ってなんだろう?

第2話 内科の診断

1 内科の思考は「帰納的」だ。演繹的思考では誤る
2 内科診断の医師間の一致率は高い
3 どういう医師が格好よいのか?
4 内科診療は人間観察に始まり観察に終わる
5 患者とのコミュニケーションがとれればよい医療ができる
6 内科医のポケットと鞄の中身
7 嗅覚や味覚さえも診断に使おう
8 誤った数字(検査数値など)信仰(テクノロジーに溺れる医療)
9 パソコンを使えない内科医はおしまいだ
10 藪医者の手柄話
11 死の宣告をする

第3話 内科診療は一般的な水準、常識を下回ってはいけない

1 医療訴訟における過失の判断基準は「常識」にある
2 内科の慢性疾患への対応を学ぶ
3 食事療法・食事箋
4 運動療法・運動処方をする
5 病気の経過・経時的変化に注目していく

第4話 内科の治療

1 誰を治療するのか?
2 患者の言うことを聴く、それが治癒への鍵だ
3 「自然治癒力で助けること」は人類発生以来の内科医の務めだ
4 「国貧し大学貧し、卒業す」(素十)
5 チーム医療が、治療には必要だ
6 治療効果の有効性を知る目標指数を知ろう
7 あなたの“医療行為のマンネリ化”が糖尿病治療の壁になっていないか?
8 アスピリンを血栓症の一次予防薬として飲む
9 「ドクター」には「ごまかす」という意味がある

第5話 内科医は地域医療連携で生き残る

1 医療制度改革はこちらへ行く
2 医療連携推進の歴史から今後を知ろう
3 地域医療連携クリティカルパスが必要だ
4 循環器地域医療連携クリティカルパスを活かそう
5 医療連携を知ろう
6 在宅医療の今後を知ろう